魔具・用語

Arkham[アーカム] アーカムシティ(架空の都市名)
人物(ヴォイス&モーションアクター:アダム・クラーク[Adam Clark])
DMC3・DMC3SE

バージルと共謀してテメンニグルを復活させた男、レディの父。
スキンヘッドで悪魔の力を宿す書物を持った神父風の格好をしている。通称(ピー)
人間だが悪魔の力に魅入られて、妻を生贄に中途半端にではあるが悪魔の力を得ている。
赤と青のオッドアイで、それはレディにも受け継がれている(オッドアイは遺伝しないらしいが気にしない)

余談だがアーカムは苗字らしいので彼の名前自体は不明。
企画当初は「ハイネ」という名前だったそうだが、米国の「お尻」のスラングに聞こえてしまうらしく、あえなく没。

 
Aegis Shield[アイギスの盾] あらゆる邪悪・災厄を払う盾
アイテム
DMC4

隻翼の魔剣士の左腕であり、戦闘後に入手するネロ専用アイテム。
デビルブリンガーで新たにホールドが可能となる。
アイテムというよりは吸収した力という感じ。
・・・なくてもできなくね?ってツッコミはしないであげよう。
 
Aqua Heart[アクアハート] 水の心

アイテム
DMC2

ルシア専用の移動系デビルハーツ。
装備中の魔人化で水中での移動速度が上昇する。
つまりはバタ足用の水かき的存在。

 
Agnus[アグナス] Agnus Dei:ミサ曲内に出る神の子羊

人物(ヴォイス&モーションアクター:TJ・ストーム[T.J Storm])
DMC4

魔剣教団に所属する研究一筋マッドな技術局局長。
数々の(独創的)発明品で対悪魔に貢献している良くも悪くもすごい人。
興奮すると吃音する癖がある、がたまにノリノリで歌劇やっちゃう。
研究に没頭するあまり引きこもり面識のある人物は教団内でも数少ない。
一番造りたい物は教団でも絶対の存在である剣の中でも「魔剣」だというのが小説版に描かれている。
ついでにグロリア(というか女性全般)が苦手という事も・・・

独特なオシャレ感覚のナルシストという裏設定があり、左目のモノクルや作業服に見える専用制服の裏に刺繍を入れていたり、虫を天使と似通った外見だと思っていたりする。
輪っかに見かけた触覚や白い外見に羽とか。
個人的には実写化すると佐藤二朗さん、あの怪演とか外見が。

発明品は一般騎士用の剣カリバーン、仕官仕様のデュランダル、ビアンコの鎧と槍
地獄門のコピー、帰天化、サンクトゥスの周囲で浮いているアレ(ギフト)、神、人造悪魔達など。
レッドクイーンも元は彼の開発した剣をネロがフルスクラッチした物なので、アグナスは自分の発明品にやられていたりする。

 
Agni & Rudra[アグニ&ルドラ] インド神話の火と風の神

魔具
DMC3

炎と風の属性を持つ鋸状の曲刀の姿をした双子の悪魔(本体)。
テメングニルの二番目の門番たる二人を撃破後、入手する。
攻撃力が高い分、隙の目立つ技が多い。
魔人化すると攻撃力をメインに上昇する。
石突にある頭同士を合体させて使う事も出来るが、つまり兄弟でキs(略)

二人で漫才のようなお喋りを勝手にしだすのでダンテにはうざがられている。
アニメ版ドラマCDではそれが祟ってエンツォの経営する質屋に魔具の中で唯一売り払われた。
CV:たてかべ和也(アグニ)、肝付兼太(ルドラ)のジャイアン&スネ夫コンビ。

 
Devil[悪魔] ---

その他
DMCシリーズ

魔界に棲息する人類とシリーズ共通の天敵(一部例外あり)。
地上の生物とは全く異なる概念の存在。
魔力を操る(構成されている)、生存本能ではなく破壊本能にのみ活動する、死骸は残らないなど数々の特徴が見受けられる。
その異形と力、何よりも奴らから与えられる恐怖から人間の多くはその存在を否定している。

魔界における悪魔の社会は純粋な実力主義であり、下級悪魔・中級(上位種)、上級悪魔と個体数と反比例した軍勢が形成されている。
最初から階級が決定して生まれるのか、魔力を備えていく過程で変化するのかは不明。
またその破壊本能から一ヶ所に数が集まり過ぎると共食いする事も多いようだ。

低級悪魔の大抵は個を持たない群像で生まれる(発生する)。
言語を持たず、戦闘・破壊本能に関連しない知恵も一切持たない。
環境や種族によって戦闘方法や習性こそ違えど常に破壊本能に従って破壊行動を行う。
中級悪魔に至っては致命傷を負っても寧ろ残りの力を全て使っては道連れや破壊に殉ずる個体も存在する。
だからこそ、これらを恐怖させる存在は非常に稀、且つ相当な存在だと伺える。
また魔帝など強力な魔力を持つ上級悪魔が己の戦力として造り出した種族も存在する。

悪魔はその魔力が大きいほど魔界と人間界を繋ぐ道の境界にある網のような揺らぎがある綻びを通る事が出来ない。
力の弱い低級悪魔はその綻びの通れる箇所を抜けては魔力の満ちた空間や術者が召喚に用いる魔法陣、砂などの物質を媒体に介して出没している。
力が低いとはいえ人類には脅威の存在であり、並の人間では太刀打ち出来ない。
中級以上ともなると抜けられる綻びの数も限られ、稀にあるより綻びの大きい場所から極少数で現れる事がある。

上級悪魔は一部を除き個体数が少なく、その殆どが個を持った唯一の存在。
言語を理解し人間と会話出来る知性と感情、強力な魔力を併せ持つ。
その膨大な量の魔力を内包する為からか、巨大な図体を持つ個体が多く確認される。
また魔界の技術を用いて魔具と呼ばれる武器や道具を開発したり、中には愛を理解し涙を流す事も出来る。
極小数の例のみだが破壊本能とは相反する行動である筈の、しかも人間との異種族間で子孫を残している事も確認されている。

魔帝が封印されている間は魔界の一画毎に上級悪魔が統治、支配していた。正に戦国時代。
境界を抜けられない上級悪魔の一部は人間を誘惑するなど様々な方法を用いては人間界に侵攻しようと暗躍している。

このような悪魔の力に魅入られた人間が悪魔信仰を行う他にも悪魔を利用しようとしたり、逆に悪魔に飲み込まれたりするものが後を絶たない。

 
Amulet[アミュレット] 退魔のお守り

アイテム
DMC、DMC2、DMC3

ダンテとバージルが持つ母エヴァの形見である銀色の縁に赤い宝石が埋め込まれた首飾り。
元はスパーダがテメングニルの封印に使った魔剣スパーダをフォースエッジと二つのアミュレットに別け、それをエヴァにあげたもの、危ないなおい。
本来は2つで1つの物であり、合体させる事でパーフェクトアミュレットとなる。
これをめぐって、スパーダ一家には様々な悲劇が訪れた。
守るどころかむしろ不幸しか呼んでない不吉な代物・・・(略)

初代では両方銀色だが、3では差別化からかバージルの物は金色。
メッキでも剥がれたのだろうか。

2に登場するデビルハーツもアミュレットと呼ばれるが関連はない。

 
Alastor[アラストル] 地獄の魔神、復讐者、ゼウスの異名

魔具
DMC

マレット島の孤城に眠っていた雷属性の剣。
使うんなら心臓を差し出せという無理難題を吹っかけてくる。
入手シーンは後の恒例行事となる衝撃的映像。

アニメ版ドラマCDにてエンツォの質屋に置かれているが、一応相棒らしい。
同じ神谷監督作品であるビューティフルジョーに登場する「電光魔人アラストル」とは同一存在と公式的には認識されており、ダンテと対決するステージもある。

戦国BASARAシリーズでは伊達政宗の最強武器として6本も存在する(バトルヒーローズで最強武器の座からは引退らしいが)。

 
Arius[アリウス] アレクサンドリアの司祭と同名

人物(ヴォイス&モーションアクター:?)
DMC2

大手国際企業ウロボロスのCEO、魔術師。
鉄拳シリーズの三島平八みたいな髪型。
魔力と科学を使い究極の存在になろうとしており、デュマーリ島を地域開発と偽って遺跡に封印されているアルカナを入手しようとしていた。
それ以前にも遺跡や古代の建設物を買収しており、そういった方法で魔の知識を得ているらしい、研究熱心なんだか金任せなんだか分からん奴。
人造悪魔の製造法もとある会社から購入し、ルシアやセレクタリーなど人造悪魔も開発している。
表向きには大企業でウハウハなんだから其処までにしておけば良かった人。

 
Artemis[アルテミス] 月の女神(扱い)

魔具
DMC3

テメンニグル内に封印されていた魔界の銃。
魔力の弾丸を撃った後、ロックオンした敵に追尾レーザーとしてそこから発射する。
基本的にはチャージショット式で取り扱うが、やたらとトリッキーで使い道はプレイヤー次第、要ガンスリンガースタイル。

 
Untouchable[アンタッチャブル] 触れてはいけない、無敵

アイテム
DMC

一定時間DT状態で無敵になる反則級のアイテム。
カプコン恒例の高難易度ゲームだからこその救済措置ではあるが、その影響はリザルトに表れる。

コンビ芸人とは一切関係ない(当たり前だ)

 
Evil Heart[イービルハート] 悪い心

アイテム
DMC2

所有者の体力を徐々に奪う補助系デビルハーツ。
強引に装着されるシリーズ恒例のHP減少キーアイテム。
見返りがないので完全にただのお邪魔アイテム。

 
Yellow Orb[イエローオーブ] 黄色のオーブ

アイテム
DMC3

禁断の秘法で作られた魔結晶。
HPが尽きた際に任意で使用し、死んだステージの一つ前で復活する。
いわゆるコンティニューを行う消費アイテム、他のゲームにはあまり見かけないタイプだろう。
米版のゴールドオーブで、これがなければゲームオーバーでステージ最初から・・・・・・

 
Ifreet[イフリート] ランプの魔人

魔具
DMC

マレット島の城内で眠っていた炎の籠手。
DMCシリーズ恒例のタメ撃ち可能な体術系魔具。
アラストルと同じく、入手しようとしたダンテを燃やし尽くそうとする。
シリーズ内では格闘モーションの調整により使い勝手は悪いが、厄介な悪魔であるフロスト相手には絶大な力を持つ。

戦国BASARAシリーズにて1ではスパーダと共に最強武器、2以降では最強防具として登場している。・・・防具?

 
Vendetta[ヴェンデッタ] 血の復讐

武器
DMC2

死神の鎌の塗装が施されたダンテ専用の大剣。
設定上は攻撃力が高いがリーチが短い武器とされている。
しかしプログラムミスでリベリオンと同威力・リーチが短いと損にしかならない武器。

 
Eva[エヴァ] 女性名

人物(ヴォイスアクター:サラ・ラフルール[Sarah Lafuleur])
DMC

魔剣士スパーダと結ばれ、ダンテとバージルの母親。
二人が幼少期の頃にムンドゥス配下の悪魔に殺され、それがバージルを悪魔の道へと踏み出させる原因となった。
一応スパーダと結ばれたのはムンドゥス封印から2000年後の現代。

ムンドゥスはダンテをマレット島に呼び出す為もあるのか、彼女に似せてトリッシュを生み出した。
写真と音声のみの登場だが、ブロンドの長髪にダンテと同じく真っ赤な服を着ているというかなり派手な人。

 
Ebony & Ivory[エボニー&アイボリー] 伊:黒鍵と白鍵

武器
DMCシリーズ

ダンテのシンボルの一つである大型の二挺拳銃、通称エボアボ・エボアイ。
白い方がアイボリー、黒い方がエボニー、現実では扱い切れる訳ないぐらい拳銃としては馬鹿でかい。
一撃の威力は低いが連射力に優れ、シリーズを通して使い勝手が良い遠距離武器。
エボアボで精密射撃と連射力と性能が違うらしいがゲーム内では違いはない。
実弾を撃っているが無限弾薬なのは気にしない事、魔力のなせる技。
フルオート機能がある癖にダンテは自分の指でその都度連射しているという。
(それが原因でエボアボ入手前は悉く拳銃を破壊しているとか)
1には登場しなかったリベリオンとは違い、ショットガンと共に皆勤賞であるダンテの相棒であり、トレードマークの一つ。

元フレームは45口径コルト・ガバメント系列だが、但しダンテの乱暴な連射に耐え得るよう徹底的に改造されており原型を留めていない。
基本的にはダンテの自作とされ、小説では「トニー・レッドグレイブ」と名乗っていた頃に老女のガンスミスが遺作としてパーツを作り、最後にダンテが組み立てた。
元ネタは曲名から拝借したのだとか。

戦国BASARAシリーズでは濃姫の最強武器として登場。
初代では色分けがなくエボニー×2だったが、以降はちゃんと白黒に分けられている。
最初はアイボリーの当て字が思いつかなかった・・・訳じゃない筈。
炎属性を持っていたが、英雄外伝では無属性となり弱体化。

 
Aerial Heart[エリアルハート] 空の心
アイテム
DMC2

装備時の魔人化中飛行可能にする移動系デビルハーツ。
要するにエアレイド。
但しエアレイドと違い上昇可能なので若干上位種(現在上昇出来るのは後にも先にもこれだけ)。
これがないと移動出来ない所もあるのでストーリー上必須アイテム。
 
Electro Heart[エレクトロハート] 電気の心

アイテム
DMC2

装備時の魔人化中攻撃に雷属性を付加させる属性系デビルハーツ。
1のアラストル再現用アイテムといったところか。

 
Enzo[エンツォ・フェリーニョ] ---
人物(声優:松本保典)
DMCシリーズ

3の時代以前から付き合いのあるダンテの旧友?
ゲーム説明書にダンテについてのコメントを載せている人物。

小説では仕事の仲介屋としてダンテに関わりを持つようになる。
此処から彼の不運が始まる結果に・・・・・・。

アニメ版ドラマCDにて初めて音声が付く。
ある出来事で右腕を失い、魔具専門の質屋を営んでいる。
ダンテが今まで入手してきた魔具も殆どは質草として此処に置かれている。
但し、前述の通りアグニとルドラは売られているが。

同じ神谷監督作品であるベヨネッタでは同名の太っちょな情報やが登場しているが同一人物かは不明。
 
Automatic Mode[オートマチックモード] 自動状態

その他
DMCシリーズ

初心者向けに攻撃の入力を簡易化するモード。
銃攻撃は1度に数発連射、ボタン連打だけで自動的に技が出る。
大抵はイージーモードでのみ使用出来る、4では全難易度に適応。
慣れているプレイヤーにはむしろ思い通りのコンボが出せなくなるので邪魔。

 
Offence Heart[オフェンスハート] 攻撃の心

アイテム
DMC2

装備時の魔人化中攻撃力を増加させる補助系デビルハーツ。
・・・なのだが、プログラムミスによりその効果はクイックハートに。
つまりコレ自身は何の役にも立たない不要アイテム。

 
[我刀院(がとういん)] ---

その他
DMC4

小説版に登場するフォルトゥナの建築物。
旧魔剣教団本部として使用され、十数年後の現在では教団騎士用の詰所として運用されている。

 
[カトラシア] カットラス

武器
DMC2

ルシアの初期装備である2本1対の曲刀。
語源のカットラスとは片刃の曲刀という点だけであまり似てない。

 
Kalina=An[カリーナ=アン] ---

武器、人物
DMC3、DMC4

レディのメインウェポンであるロケットランチャーであり彼女の母親の名前。
シリーズ恒例の重火器だが多機能、但し使い道は少ない。
レディに認められる事で一時期貸し与えられる。
ムービーやアニメでレディが使用する場合、尾から煙を上げながら追尾し弾道が変化している点からミサイルランチャーだと思われる。
だがダンテが使用すると直線的に飛び、一定距離でロケット弾が爆発する。
ミサイルかロケットか、打ち出す本体の構造が全く不明なのだが変更ギミックでもあるのだろうか。
戦いが終わるとレディに返すが、その際の会話が後の二人の関係に繋がる伏線。
最終決戦でコレを装備しているとレディに返したのにスタッフロール戦で2丁存在する状態に。

母親の名前を冠しているが形見という訳ではない、つか形見だったら恐ろしいわ。
アーカム曰く巫女の血族らしく、レディにもその血が流れている事が彼に利用される羽目となる。
4でもレディが背負っており、1度だけよいしょと背負い直すシーンがある。

4の小説版によるとレディの自作(設計)したものらしい。
まぁショットアンカー&小型ミサイルランチャー付きロケットランチャーなんてないわな。

アニメ版ドラマCDによるとアンはミドルネームらしく、フルネームはカリーナ・アン・アーカムになるようだ・・・なんつー語呂だ。

 
Caliburn[カリバーン] エクスカリバーの別名

武器
DMC4

魔剣教団の一般騎士に支給されている機械仕掛けの白い片刃剣。
イクシード機能が搭載されており推進剤の力で剣圧を高め、悪魔にも有効なダメージを与えられる。
腰に携える鞘は剣を抜かずとも推進剤を噴かせられる様に推進口を塞いでいない。

初回プレイのミッション1のみネロは修理中だったレッドクイーンに代わり、既に倒された騎士のカリバーンを使用しており、イクシード機能(EXアクト・MAXアクト)が使用出来ない。

劇中では一切名前が挙げられないので特に覚える必要はなかったりする。

 
Gunslinger[ガンスリンガー] 銃の名人

スタイル
DMC3、DMC4

ダンテが使うスタイルの一つ。
ソードマスターの次に使用技が多く、射撃武器を使用した技を扱う。
ファイアワークスやガンスティンガーの様にかなり無茶な銃の扱い方も多い。
・・・ショットガンだけに限る気もするが。

4でのスタイルチェンジポーズは両手をあげて指パッチンを行う。

 
Ascension[帰天] 昇天

用語
DMC4

アグナスが研究の末に開発した人間に悪魔の力を与える技術。
悪魔の因子を人間に植え付ける事で強靭な力を手に入れる。
簡単に言えば人工的な魔人化だが、彼等は天使の力と言って憚らない。
教皇が悪魔対策としてアグナスに作らせたものか、アグナスが好き勝手に研究していたのを応用したのかは不明。

拳銃で額を撃った程度では時間が経てば復活する。
但し肉体も悪魔化しているので死亡すると肉体も消滅する。
が、ムービー内でダンテに倒された騎士は(その場では)残っていた。

魔剣教団の中でも「救済」に関与する騎士にのみ行われており、市民にはおろか末端の騎士にも知らされていない。
強靭な精神力と体力がない者が植え付けられると悪魔の因子に飲み込まれ、暴走する為、それに耐えられた者は極僅かな人数に限られている。
小説版によると暴走した一人が技術局から脱走、キリエとクレドの両親を殺害している。

英語はゲーム内の台詞から抜粋、二回ぐらいしか口にしてないやん。

 
Kyrie[キリエ] ミサ曲ロ短調の曲名

人物(ヴォイス&モーションアクター:ローラ・ナポリ[Laura Napoli]/ステファニー・シャア[Stephanie Sheh])
DMC4

魔剣教が行う大祭「魔剣祭」の歌姫に選ばれた人間の女性。

教団騎士団長クレドの妹であり、ネロとは姉弟とも恋人ともどっちつかずな関係。
フォルトゥナという特殊な環境の中で孤児院にいたネロと幼馴染として育ったのが微妙な境界となっていて、今も姉か母親の様にネロの世話焼きをしている。
自分よりも逃げ遅れた子供を庇おうとしたり、最初は動揺したもののネロを人間らしい人間だと認めてくれるなど心優しい人間というかお人好し。
両親やクレドの教育が良かったんだろう・・・ネロは兎も角として(彼なりの理由があるのだが)。
彼女自身は普通の人間で何の能力も力も持っていない。
だが彼女の優し過ぎる優しさや心がネロの彼女と彼女の心を守る強さへと繋がっている。
そういう点ではダンテの言う「人間の強さ」の一つを持った者だと言える。
・・・第二のエヴァフラグ?(※ネロがいるだろ)

DMCシリーズでは珍しく正統派ヒロイン、おかげで出番が少ない。
一部ではポニーテールより、それを解いた時の方が良いと言われたりする、髪で見え隠れする顔のラインの見え方とかポニテに持っていく髪の位置とかが理由か?
ネロとの初々しいカップルぶりは見てるこっちが恥ずかしいぐらいだ。

小説版によると年齢は10代後半で出生不明ながら一応ネロの一つ上らしい。
また彼女とクレドの両親は伝えられるスパーダと同じ銀髪のネロを特に気に入っていた程の敬虔な魔剣教信者だったが、その神の救いも無く悪魔に殺されている。
そんな事からネロは教団騎士に身を置きながらも神を信じない不信心者となっている。
孤児や教団騎士の為によく働き、彼女の優しさが伺える描写がされている。
自分を犠牲にしても誰だろうが真っ先に他者を優先してしまう彼女の優し過ぎる点をネロは何時か心身共に深く傷ついてしまうのではと気掛かりでならない様だ。
事件後はボランティアをしながらネロの事務所兼自宅の家事担当。
・・・第二のパティ(ry)

4ではレディと同じキャストなのだが媒体によって別人だったりでややこしい。
DMCはモーションアクターとヴォイスアクターが大体兼任なので、どっちかとか?

 
Gillba[ギルバ] ---

人物
小説版DMC3

日本刀を振るう顔面を包帯に覆われた賞金稼ぎ。
トニー(ダンテ)とは違い必要とあらば殺人も厭わないのでギルドの中では重宝されている。

ダンテと同じくバージルが用いた偽名であり、アナグラム。
バージルを登場させる際にその多くの設定が使用されるが、完全に設定を用いられた訳ではなく、ショットガンを扱ったり魔帝との関連を匂わす描写など3と矛盾する設定から小説版の過去は一応パラレル扱いとなっている。
が、流儀に合わないだけで劇中でも一度だけダンテに「合わせて」銃器を使用してはいる。

 
Quicksilver[クイックシルバー] 水銀、急激な動き

スタイル
DMC3

ダンテが使うスタイルの一つで時間を操る消費型スタイル。
馬型悪魔ゲリュオン戦後に使用可能となる、唯一の技がタイムラグ。
1の時の腕輪の次に登場した時間を操る能力だが、そのチートっぷりは凄まじい。
魔力消費は激しいが、逆に言えばそれさえ解消するやり方なら独断場。

 
Quick Heart[クイックハート] 素早い心

アイテム
DMC2

装備時の魔人化中、攻撃・移動速度を上げる移動系デビルハーツ。
プログラムミスでオフェンスハートの攻撃力上昇機能もこちらに付いているのでお得。

 
Cranky Bomb[クランキーボム] 風変わりな(気難しい)爆弾

アイテム
DMC2

ルシアの武器として登場する手榴弾。
投げナイフと全く違う性能になるので、まず慣れよう。
直接投げ付けると言うより、地面や水中にばら撒いて地雷として使用する。
空中の敵にはまず当たらない。
ウロボロス社エレベーター内でやると密集した敵がドカンと吹っ飛ぶ。

 
[クリアムール] ---

武器
DMC2

ルシアの武器として登場する双剣。
カトラシアよりリーチが長いが攻撃力は下がる。
こちらはバグってない。

 
Green Orb[グリーンオーブ] 緑色のオーブ(球体)

アイテム
DMCシリーズ

悪魔の血が固まった魔結晶、通称緑ぶちゃ。
入手したその場で体力が回復する、大きいほど回復量が多い。
体力が満タンの場合はレッドオーブ扱いとなる。
オーブ系は何故か顔がある、しかもぶちゃいく・・・イケメンだったら余計キモいが。

 
Grim Grip[グリムグリップ] 無慈悲な握り

オブジェクト
DMC4

時空の歪みが具現化した物体。
特定の足場にネロが乗ると出現し、これをスナッチする事でヘルバウンドを行う。
ミッション3以外では失敗しても無問題の移動手段、ダンテには全く持って無縁の物体。

 
Crazy Combo[クレイジーコンボ] 狂ったコンボ

その他
DMC3

ボタン連打で派生する特殊コンボ。
コンボというがいくつもの攻撃を組み合わせたものではなく、コンボに組み込まれている一つの技の種類として認識した方が良い。
いずれもボタン連打で攻撃回数を増していくが認識する連打入力が個人的には半端なくきつい。
オートマチックモードならまだ簡単に発動する。

 
Credo[クレド] ミサ曲:信条(Creed)

人物(ヴォイス&モーションアクター:ダン・サウスワース[Daniel Southworth])
DMC4

魔剣教団の騎士団長、キリエの兄でありネロの上司。
オールバックにとがった顎鬚と眉間の深いしわが特徴。
剣の腕も高く、劇中での手法は歪んでいたが正義感は強い。
ネロも家族同然の付き合いでその腕には期待しつつ命令違反も多いので手を焼かれている。
魔剣教団(というか教皇サンクトゥス)への信心<キリエ、な分かりやすいシスコン。
生真面目な堅物といった印象で、こうあるべきと体面を重んじる傾向がある。
そういう点で魔剣教団の体裁や多少の犠牲は致し方ないと「救済」に共感してしまい、サンクトゥスにその性格を掴まれ利用されていた。

アクターは3のバージルと同じ。
小説版によるとネロには期待しており、何れは教団の内情を話し帰天化を無事生き残るだろうと考えていた。
ダンテ追跡任務も幹部候補の口添えにと思っての命令だった。
クレドのこれらはあくまでもネロへの善意からの行動の様だ。
個人的感想だが恩義あるアンタからの善意でも経緯とあの性格からして反発の可能性はあると思うぞ、クレド。

 
Grenade Gun[グレネードガン] ---
武器
DMC

中盤から後半にかけて入手するリボルビングランチャー(ボンッって発射音のするアレ系統)

恒例となる高火力の武器ではチャージショットが撃てる、とか。
サイドロールと組み合わせる事で隙を多少減らし、連射すれば大抵の敵が倒せる。
やはり空中では撃てず、空中の敵には当てにくい。何故か弾道が垂直に飛ぶ。
元ゲーであるバイオハザードのロケットランチャー的な武器。
 
Key of Cronus[クロノスの鍵] クロノス:時を司る神

アイテム
DMC4

高密度の魔力を封じ込めた物質で、試験的に開発された時を操る機械の鍵。
クロノスライサーが魔剣教団本部にしかないので出番は稀。
ストーリー上多用するのはネロ、ダンテは脱出中なので使ってる暇があまりない。
それでも起動させている間は一方的に攻撃が出来る有効手段。
4が新プラットフォーム用に合わせた結果か、シリーズ恒例の時を操るアイテムとしては一番使う場面が限られるアイテム。
しかしこんな物を造れる所からして魔剣教団、つかアグナスの技術力は世界一。

アイテムや悪魔単体の能力だったりするが、それを自分の魔力で扱うダンテって。

 
[クロノスライサー] クロノス:時を司る神

その他
DMC4

魔剣教団が試験的に開発した時を操る機械。

箱のような形状でクロノスの鍵を使用すると開錠する様に中の機械が現れる。
未完成なので一定時間しか機能せず、完全に閉じるまで連続使用できない。
戦闘しない場所では閉じるまでにもう一度使用する(目の前でもう一度○か×を押す)と延長が出来る。
巨大な刃車のような物がある場所のみ巨大なクロノスライサーが設置されており、これはクロノスの鍵を填め込まないと動かない。

 
Crono Heart[クロノハート] 時を操る心

アイテム
DMC2

装備時の魔人化中、攻撃命中時に少しの間だけ敵の動きを遅くさせる補助系デビルハーツ。
シリーズ恒例の時を操るアイテムだが、今回は使い所が狭め。
一応全体に影響を及ぼすが、こちらの攻撃が当たらないと発生しない。

 
Gloria[グロリア] ミサ曲:栄光

人物(ヴォイス&モーションアクター:ダニエル・バージオ[Danielle Burgio])
DMC4

魔剣教団に所属する唯一の女性幹部。
白髪のボブカットと白い目、褐色の肌の露出が激しい格好の目立つエキゾチックな女性。
教団内では入ったばかりの新人だが急激に幹部まで出世した謎の経緯を持つ。
戦闘時には太腿の裾に隠している折りたたみ式の雷型ナイフを使用する。

既に知っている方も多いと思いますが一応伏せておく、エロ担当。
48の殺人技の一つ、筋肉ドライバーを会得している。
4はシリーズ内では特に登場人物が多い為にほんの少ししか出ず、もうちょっと出番が欲しかった惜しい人。

ヴォイス&モーションアクターで正体がバレバレな方(使い回しじゃないよ!)
以下ネタバレに付き反転
ダンテより先に魔剣教団に潜入したトリッシュの変装。
思い立ったが吉日、と言った感じで魔剣スパーダを筆頭に店から魔具を勝手に持ち出した。
それを手土産に入団したのが鳴り物入りで幹部に就いた事の真相。
つまり彼女のせいで計画がとんとん拍子に進んでフォルトゥナが大惨事になった。
その分ダンテも表立ってブッ潰しにかかった訳である。

 
Kerberos[ケルベロス] 地獄の番犬

魔具
DMC3

最初に入手する魔具である氷属性を持つ三つ頭のヌンチャク。
本体はテメンニグルの門を守る巨大な番犬で、撃破後入手。

間合いが狭く一撃の攻撃力は低いが、攻撃速度が速く手数が多いのが特徴。
魔人化すると移動・攻撃速度が上昇し、エボアボの連射は人によればマシンガン並になる。

 
Gold Orb[ゴールドオーブ] 金色のオーブ

アイテム
DMCシリーズ

禁断の秘法で作り出した魔結晶。
HPが尽きた際に任意で発動させ、その場で復活させる。
HOHモードでは三回までの復活チャンスとして用意されたのを自動で発動する。
使用した際、リザルトでは特にペナルティとして減算される場合も。
イエローオーブに効果が似ているが、日本版と英国版のシステム違い(シビアな設定の方が好かれる事が多い)。

オーブが大抵は悪魔の血や生命力から生まれたのに対し、人工物らしい。
どおりで数が少ない訳・・・それが地べたに落っこってるって。

 
[ここから先はR指定だ] R指定:18歳未満禁止

台詞
アニメ版

森川ダンテの台詞。
劇中でも数回しか言っていないが、ダンテの名文句の一つとして用いられる。
主に悪魔を一方的にぶっ飛ばす際に少女であるパティに対して口にする。
映像としては血の噴出シーンが多いが、それだとR-15だろう。
なお、此処で説明しているR指定は日本基準なのでそこんとこよろしく(誰に)

 
Coyote-A[コヨーテ・A] コヨーテ:犬科の狩人

武器
DMC4

悪魔対策の改造が施された水平二連式ショットガン。
外見はいつものショットガンだが悪魔対策の恩恵か、やたら使い勝手が良くなっているので連射が苦手な人はこれの近距離チャージショットで充分対応可能。
例により空中では中折れ排莢モーションが省かれるので地上よりはある程度早く撃てる。

Aはエースと読む。つまりAceの頭文字。
下部に左右別にマガジンがあり、片手撃ちで排莢・装填が可能。
実はかなりの高級品で、ダンテはそれを惜しげもなく乱暴に扱っていたりする。

小説版によると依頼一ヶ月前に暇潰しで購入したショットガンを自分で改造し、完成した直後に今回の仕事が舞い込んだ事からそのまま持ってきたという設定。
またコヨーテの命名はダンテの気まぐれぶりをインディアンの昔話(気まぐれなイタズラ者)に例えた所から。
トリッシュも往々にして好奇心に身を任せる気まぐれなのに。

初めて現地調達ではないショットガンとなったが、ダンテは基本的に仕事ではリベリオンとエボニー&アイボリーで事足りる(大抵の依頼はアニメ版のような低級悪魔退治)と次回も登場出来るかは不明。
・・・レディ辺りに借金の差押にとして売りに出されるかもしれない。

 
Pandora[災厄兵器パンドラ] パンドラという女性が開けた禁断の箱

魔具
DMC4

---

 
Sub Machinegun[サブマシンガン] ---

武器
DMC2

劇中ダンテが入手する二挺のサブマシンガン。
一発の威力は低いが連射力に優れるので多数の雑魚相手には良い。
特に小さい空中の敵が多いので撃ち落とすのには最適だろう。
これを連射させるだけでいいんじゃね?って思える武器、スタイリッシュからは離れるが。
それに関連してかプレイ動画でこれを使ってるのを見た事なかったりする。
まぁ入手しなくてもクリア出来るのであえて発見しないのかもしれない。

 
[ザムバック] ---

武器
DMC2

劇中ルシアが入手する2刀1対の剣。
分厚い刀身に相当の重量を持ち、攻撃力が高い。
見た目は斧の刃、リーチもその分短い。

 
Sanctus[サンクトゥス] ミサ曲:感謝、聖なるもの

人物(ヴォイス&モーションアクター:リアム・オブライエン[Liam O'Brien])
DMC4

魔剣教団を率いる現教皇の老人。
過去には今のクレドと同じく騎士長も務めており、文武両道からその知識分野は広く歴代教皇の中で最も偉大と言われている。
結局は2以降登場する悪魔の力を利用しようとする人間の一人だったりする。
最も偉大(笑)

「救済」の中心人物であり、それはフォルトゥナの為なのか魔剣教団の為なのか、はたまた自分の為なのか不明。
教皇なのに魔剣教団の教えを一番理解出来ていない困ったジイさんなのでネロに介護されます。

小説版によると劇中より19年前の司教時代、同年代で自らの考えに異を唱える先代教皇ソレムニスを愚かと罵る。
気付かれぬ様に毒で2年費やして暗殺し、教皇の座に就く。
また即位したその日の夜にスパーダに関する資料を漁っていたバージルらしき人物に遭遇している。
自身の野望である「救済」を世界の為だと本気で思っており、その為には狡猾に人心を利用していく極めて利己的な男。

人心操作に極めて長けており、クレドやアグナスなど癖の強い部下をそれぞれに合わせて言葉巧みに持ち上げては己の良い様に命じている。

 
Jester[ジェスター] 道化師

人物(ヴォイス&モーションアクター:アダム・クラーク[Adam Clark])
DMC3

テメングニル内でダンテに度々接触してくる謎の男。
やたらハイテンション、全身タイツに奇怪なメイクをしたトリックスター的キャラ。
赤と青のオッドアイ。
自分よりお喋りと言う事で当のダンテには嫌われている。
スペシャルエディションではジェスターとのバトルがある(初戦以外は任意)。
奥様ウットリ。

初期段階は「ジョーカー」だったが、バットマンのアイツと被るので現在の名前に変更された。
アダム・クラークのキャラの切り替えが凄まじい。

 
[時空神像] ---

その他
DMCシリーズ

巨大な砂時計を持ったライオンの頭をした女性の姿をした像。
プレイヤーの行く先々に存在し、装備武器やスタイルの変更、大量のレッドオーブと引き換えに武器や技の強化、アイテムの入手を行える。
差し詰めDMC界の何でも屋と言った所。
つまりミッション前の強化と同じことがミッション中に行える。

4からは技の追加・強化はリザルトでのみ入手出来るプラウドソウルとの売買交換となった。
武闘神像とは違い、シリーズ中でそのデザインは殆ど変化していない。

 
Hell's Gate[地獄門] ---

その他
DMC4

フォルトゥナにある巨大な板状の物質。
「人と魔を分かつ剣」閻魔刀を鍵として魔剣士スパーダによって封印されていた。
現在封印を施された場所は魔剣祭の会場にも使われている歌劇場の地下にあり、サンクトゥスによる「救済」に利用される形で封印を解かれてしまう。
またアグナスにより空間湾曲装置としてその小型コピーが各所に造られ、その内の三基が強力な魔具を鍵として悪魔を召喚する術に使用されている。

外見はモノリスやらゼーレやら。
悪魔は地獄門の表面が膨らんで破裂したり、亀裂のような入り口から出現する。

小説版ではオリジナルは聖碑として伝えられており、その正体は「救済」に関与する人物しか知らされていないようだ。
また魔具(ギルガメス、パンドラ、ルシフェル)もグロリアが魔剣スパーダと共に教団へ進呈した物だと言う事が書かれている。
劇中でネロ達が回ったルートにあった物以外にも偽地獄門とその鍵となる魔具が存在していた様だ。
ダンテはその中で利便性から使い慣れている持ち出された魔具をセットされた物のみを狙って回っていた。

 
Jackpot[ジャックポット] 大当たり、決着

台詞
DMC、DMC3、DMC4、アニメ版

ダンテの合言葉。
依頼の場合には「憎むべき悪魔関連に大当たり」とそのままの意味合い。
もう一つは黒幕へのトドメの一撃の際に「これで決着が着く」という意味合いで魔力を込めたエボニー&アイボリーの銃撃を行う。
2では口にはしていないが、どう見てもそれらしきシーン構成をしている。
大分昔から使用している様で、DMCが本格的に回転する前の3でバージルはこれをダンテが合言葉にしていると知っていた。
4では若干特殊な条件だがこちらはネロが黒幕へのトドメに口にしている。
戦闘中なのでエフェクトで若干聞き取りにくく、更に紛らわしい「Checkmate」と言う事もある。

 
Gilgamesh[衝撃鋼ギルガメス] ギルガメッシュ:英雄

魔具
DMC4

所有者に同化・硬質化する魔界の金属。
つまり籠手や具足に見えるものは硬質化されたダンテの皮膚。
一応魔具としてある際はそれらが1セットとして組まれている。
背中の小さな翼状のパーツにはよく見ると顔のような彫刻がなされている。

恒例の2段階の溜め撃ちが可能な格闘武器。
今回は段階によってスチームを放出するので分かりやすくなっている。
段階のチャージが完了して光る瞬間は「フルスチーム」と呼ばれる状態で、それと同時に攻撃を放つと4倍、6倍と威力を倍加させる。
演出としてチャージ中はダンテの口元にフェイスガードが装着される。ダンテがやらねば誰がやる。

経路は不明だが魔剣教団(アグナス)が入手しており、森にあるコピー地獄門の鍵として使用されていた。
(小説版では以前仕事でダンテが入手していたのをグロリアが魔剣スパーダと共に献上している)

 
Fortuna[城塞都市フォルトゥナ] 運命の女神

その他
DMC4

4の舞台となる大陸沿岸部にある城塞都市。
(ゲーム中の全景マップから一つの島国らしい)
近隣諸国とは少し距離を置いた世界で独特の文化を築いている。
近代化が進む現代においても伝統を重んじており、中世ローマのような古風な雰囲気が建築物や衣服に色濃く表れている。
また城砦に覆われた市街地から少し離れると未開発の土地も多く、ミティスの森と呼ばれる広大な森や渓谷が広がっている。
とはいえ完全に隔絶された世界ではなく、市街地は近代化の進んだ舗装された道路交通網や旅行者向けであろうホテルなどが立ち並んでいる。
ネロは教団制服ではなく現代的なレザーコートを着ていたり、別の国在住であろうダンテが侵入していたりする。
少なくともフォルトゥナ自体には不法侵入はしていない・・・はず。

魔剣士スパーダが悪魔を倒し、フォルトゥナ城を居城として一帯を治めたという伝説がある。
其処から彼を神として信仰する魔剣教が生まれ、その他の悪魔を憎み排除する事を第一の教義とした魔剣教団とそれに所属する教団騎士がフォルトゥナの中心となっている。
都市の起源そのものが悪魔との関係が強い為、悪魔の存在が人々に認知されており現代でも珍しい土地柄がこのような独自の文化を発展させていった様だ。
赤い月は此処では凶兆とする風潮。
暗闇の危険性や悪魔の出現率に関わるからか夜に外を出歩く者はまずいない様だ。

主な場所として広大なミティスの森、スパーダが城主だったと言われているフォルトゥナ城、標高が高く山頂付近では常に吹雪いているラーミナ山、それを繋ぐ鉄の採掘場だったフェルムの丘などがあげられる。
これらの地域は劇中で上位悪魔の影響によって天候や環境が大きく変化している。
また沿岸沿いに建てられた巨大な魔剣教団本部、小説版では旧本部であった我刀院などが登場する。
土地開発は住民が住む中心街が殆どで交通に多少不便でも「かつてスパーダが治めた土地の風情」として過剰には行われていない。
息子の様子からして家族とバリバリ現代的に暮らしていそうですけどね、スパーダ様。

市民が悪魔の犠牲に遭いそれにより孤児となった者達も多く、出生が不明であるネロもその一人として育ってきたようだ。

 
Shotgun[ショットガン] ---

武器
DMCシリーズ

序盤でダンテが入手する恒例の散弾銃。
通常に比べ銃身とグリップが短く、取り回しに優れるが散弾のバラつきが早く、あくまで近距離戦仕様。
近距離で撃てば高威力だが、距離が離れると威力が下がる銃器設定の中でも散弾のバラまきが早く、ちょっとでも距離が離れるとガクンと当たりが弱くなる。
独特の中折れ排莢モーションがある為、連射力は低いが怯ませやすいのでペース調整には利く。
空中ではモーションが省略されるので連射速度が若干速くなる。

シリーズが進むごとにダンテの扱い方が乱暴になる悲運な武器。
でも壊れない、中々のガッツがある野郎。

 
La Divina Commedia[神曲] (神聖なる)喜劇

その他
DMCシリーズ

詩人ダンテ・アリギエーリが数多くの書物を引用して執筆した文学古典叙事詩。
DMCでは登場キャラクターの名前の多くはこの作品から引用されている。
聖書や多くの神話も用いた作品であるので直接の場合ではないものもある事を留意する。
主人公の名前が作者自身だったり、実在の人物の名を(意図して)多く用いていたりする。

メインキャラ
ダンテ(作者ダンテ・アリギエーリ、及び神曲の主人公)
トリッシュ(作者の愛した永遠の淑女ベアトリーチェ)
バージル(作者が師と仰ぐ詩人ウェルギリウスの英名)

武器
無尽剣ルシフェル(ルチフェロ)

敵・ボス
ネロ・アンジェロ(黒い天使)
セブンヘルズ(煉獄で清めさせられる七つの大罪)
ケルベロス
ゲリュオン

用語
イフリートの技インフェルノ(地獄篇)
煉獄(煉獄篇)

作者ダンテが持つ正義・倫理からは外れていた教皇らしき人物がボコされていたりするが、4とは関係・・・不明。
余談だが日本で大きく注目させたのは森鴎外が翻訳した作品で魅力的に紹介させていたからだそうだ。新曲という日本語題名もここからによる。
但し鴎外自身は神曲の翻訳には携わっていない。

 
Super character[スーパーキャラクター] すごいキャラ

その他
DMCシリーズ

DTゲージの減らない特殊キャラクター(コスチュームの一種)。
常時魔人化状態が可能、但しHP回復の恩恵は受けないデメリットもある。
DMDをクリアして使用可能になる。
現在、2のみスーパーキャラが存在しない。

3SEの場合はノーマル版と違い多少弱体化(DT消費技を使うと消費)されている。
但しスーパースパーダ(ダークナイト)とスーパーネロ・アンジェロ(闇に堕ちたバージル)は変わらず消費せず、更にはHP回復の恩恵がある。
4では使用してプレイするとリザルトで大幅な減点を喰らい、オールSを取っても高くてもCランクにまで下がる。
そのPC版では更に強化されており、ネロはオートMAXアクト、ダンテはパンドラゲージ&RGゲージの常時フル状態となっている。
その場合、ダンテに関してはドレッドノートが常時発動可能となる為、ダメージを一切受け付けないという最強状態となる(但し走れないので主移動がスティンガー化する)

 
Anima Mercury[水銀のアニマ] 水銀のアニマ

アイテム
DMC4

教団が錬金術によって開発していた青い炎を点した灯篭のようなアイテム。
刃の歯車など無機物に生命を与えるという。

ゲーム中では設定の割に刃の歯車を動かすのみのキーアイテム。
別にレッドクイーンやブルーローズが喋ったり擬人化扱いされたりはしない。
ダンテはこれを持つ事はないので刃の歯車は単なるオブジェ。
しょっちゅう水銀のマニアとか水銀燈のマニアとか読み間違いが起きる。

 
Stylish Rank[スタイリッシュランク] イケてる順位
その他
DMCシリーズ

DMCシリーズの要となっているシステム。
攻撃や回避を行った際にこのランクが上昇し、右上に表示される。
スタイリッシュランクが上昇するほど攻撃や回避した際に得られるスタイリッシュポイントが増える。
同じタイプの攻撃を続けるとポイントは得られるがスタイリッシュランクは上昇しない為、ランクが下がってしまい最終的に得られるポイント量も減ってしまう。
戦術自体にはあまり意味はないが、スタイリッシュポイントをより多く得る事がステージクリア後の評価に影響する一つとなっている。

スタイリッシュランクの段階は無印(表示の無い間も一応ポイントは得る)、D、C、B、A、S、SS、SSSの順に上昇する。
シリーズごとに違った英単語の当て字がされている(2ではダンテに喋らせる予定の没システムがあったので英文の気が強い)。
ランクが上昇するほど次のランクへの必要量が増え、上がりにくくなっている。
 
Style Change[スタイルチェンジ] 型の変更
その他
DMC3、3SE、DMC4

ダンテにDMC3から採用されたシステム。
格闘主体、銃撃主体、回避主体、防御主体など幾つかのバトルスタイルを持つ事でダンテのポテンシャルをミッション毎に変化させる事が出来る。
スタイルにはそれぞれ経験値とレベルが設定されており、スタイル技を使うほど経験値が溜まりレベルが上がるとスタイル技が強化・追加される。
プレイ中に使用出来るスタイルは一種類のみだがミッション中に時空神像での変更は可能。

4からはリアルタイムスタイルチェンジとなり、戦闘中でもスタイルをその場で自在に変更出来る様になった。
但し、容量とニューハードによる新規ユーザー対応への関係で武器が少なく技の性能が若干弱体化しているのでダンテが器用貧乏となっている感が否めない。

スタイルそのものはバージルも持っているがダークスレイヤー一択なので実質ダンテ専用のスキル。
 
Stinger Jump[スティンガージャンプ] 毒牙の跳躍


DMCシリーズ

崖などの切り立った所からスティンガーを行うとその勢いで長距離ジャンプを行う移動テクニック。
スティンガージャンプと通称されているが、トリックスターのダッシュや疾走居合、ストリークでも発動する。
移動距離の省略で多用しやすい。
説明書には載っていない技だがシリーズでこれ前提の移動箇所があったような・・・。

4ではスティックをそのまま倒したままにしておけば着地後即座にスピードが発動するので更に便利。

 
Spearda[魔剣スパーダ] スペイン語:剣(Speada)

武器
DMC、DMC2、DMC4

魔剣士スパーダが自らと同じ名を冠し最も使用したとされる最強の魔剣。
後にダンテが入手し、魔帝との決戦に使用される。

フォースエッジを中心に縦に巨大な三日月状の刃が付いたような姿をした魔剣。
その強さは強力な魔力を持つ魔具としてであり、魔人化の際には凄まじい性能を齎す。
また攻撃モーション中に刃が開き大鎌に変形する。
実子であるダンテにも完全には扱う事が出来ず、ラスボスとの戦闘時のみ魔人化とその能力を発揮する。
おかげでゲーム中は性能だけで見るとフォースエッジと同じくわざわざ使用する事もまずない。

魔帝封印後、スパーダは自らの力と共に魔剣をフォースエッジと二つのアミュレットに分けた。
フォースエッジはテメンニグルにある人間界と魔界を繋ぐ入口の封印に、アミュレットはエヴァ、そして二人の息子に送られた。

1の事件後、トリッシュが事務所に持ち帰り、レイアウトの一つとして室内に飾られている時もある。
2では隠しキャラクターとしてトリッシュが装備している。
3でもバージルの会話で匂わせる程度には出ている(全て揃う場面はないので登場はしない)。
4ではなんと敵側に利用され、ラスボスの武器となる。
だがスパーダの真意を理解していないせいか、十分な魔力は発揮されていない。
2ぶりのグラフィック登場でCGが細かくなり、全体的なフォルムは変わらず、フォースエッジを中心に融合した構成がより判別しやすくなっている。
シリーズを通してリベリオン、エボアイと共に形状は殆ど変化していない。

実の所スパーダが自分の力を具現化させたのか、幾つもの魔剣を持つ彼が所有する以前から存在していたのかは不明。
スパーダの血族への反応や三つの物体への分散などから前者だとは思われる(個人的見解)。
血族ではない第三者がほんの一部とはいえ、その魔力を発揮していたりとその他の魔具と同じ様に使用出来る場面もある。

戦国BASARAシリーズでは真田幸村の炎属性持ちの最強武器として登場している。見た目が赤いからか?
幸村が二本の槍使いなので二本に増加、でもこれ魔剣。
初代ではイフリートとセットになっており、以降のシリーズで武器と防具に分かれたが一人で二つの魔具とは贅沢な奴だ。

英語の発音に合わせてスペルにrが設けられており、実質そのままで言えば造語である。

 
Slow Dagger[スローダガー] 短剣

武器
DMC2

ルシアの基本装備である投擲用ナイフ。
彼女が両手に一本ずつ持って投げる代物なので銃に比べると当然速度は若干遅い。
だが連射速度は流れる様に速い。
勿論無限ナイフ。

 
Sephirothic Frvit[セフィロトの実] ---

アイテム
DMC4

ネロがエキドナ戦後に入手する彼女の核の一つである魔界の果実。
(魔界の)植物を操る力を持ち、ネロはこれを用いてエキドナの影響で道を塞ぐ悪魔の樹木を枯らせる。

勝手に右腕に吸い込まれては人間離れを助長させるキーアイテム。

 
Seven Hells[セブンヘルズ] 七つの地獄共

その他
DMC3

雑魚敵ヘルシリーズの総称。
ヘル=エンヴィー、ヘル=グラトニー、ヘル=グリード、ヘル=スロース、ヘル=プライド、ヘル=ラスト、ヘル=レイスの七体が該当する。
それぞれ担当している地獄の住人であり、本来は其処で罪に堕ちた死者を苦しめている。
砂や体液などを媒介に人間界へと現れた。
名前の由来は神曲にも登場するキリスト教の用語である七つの大罪。

大抵の見た目はとってもスクリーム。
所謂三途の川の鬼のような存在で・・・地獄と魔界が同一視っていいのだろうか。

 
Secretary[セクレタリー] 秘書

人物(ヴォイス&モーションアクター:?)
DMC2

アリウスの造り出した人造悪魔の名称。
全員が同じ赤髪褐色肌の人間の女性型悪魔。
ルシアはこの失敗作として棄てられた存在で、セクレタリーとして名付けられた名前はχ(カイ、10番目の意味)
ルシアと同じ魔人化が可能なのかは不明。

製作者は人間と悪魔で違うものの、悪魔の技術で作られた女性型悪魔としてトリッシュとの共通点が見られる。
モデルデータの使い回しとか言わない。
コスチュームの一種としてセクレタリーの姿でプレイ可能(性能には変化なし)

 
Sword Master[ソードマスター] 剣の達人

スタイル
DMC3、DMC4

近接武器を用いたスタイル技を使用する格闘主体スタイル。
近接武器一つに付き複数の技があり、スタイルの中で技の種類が一番多い。
敵に反撃の隙を与えない怒涛の攻撃でランクを上げスタイリッシュポイントを稼ぐ主体となる。

4でのスタイル選択時には右手を斜め前にフィンガースナップ(指パッチン)する。
ポーズだけだとトリックスターとの違いが分かり辛かったりする。

4小説版ではダンテが幼少の頃スパーダから剣の扱い方を習っていた模様。
伝説の魔剣士と称される誇りある父仕込みの人を守る為の剣術が彼の主体攻撃とさせているのかもと想像に難くない。
彼の剣技には父直伝の技以外にもオリジナルの技も含まれている。

 
Dark Slayer[ダークスレイヤー] 闇の滅す者

スタイル
DMC3SE、DMC4

バージルが使用する専用スタイル。
一定距離だが敵の前後上下方へ瞬間移動し、自身が得意とする近接戦へと持ち込む。
ボスとして登場するバージルの挙動より自由度は低いが、そのバトルスタンスにより遠距離攻撃が乏しい(実質幻影剣と次元斬程度)バージルにとって距離を支配する強力な武器である。
トリックスターに似ているが前後にのみ動き、すれ違い様の回避など攻勢に主体が掛かっている。
直接の攻撃技はないがスタイルのレベルが上がる毎に強化出来る攻撃技の数が増える。

4では閻魔刀を奪還したダンテがこのスタイルを使用可能となる。
バージルと違い、強化は出来ず閻魔刀を用いた幾つかの攻撃技が使用出来る。
要するに技の減ったバージルの閻魔刀装備風スタイル。
一周目ではミッション18のみだが二周目以降は自由に選択可能。
選択時にはバージルを模してか両手で髪をかき上げる動作から右手に閻魔刀を出現させる。

4小説版によるとムービーで見せた動きや次元斬など閻魔刀の扱い方は完全にバージルの見様見真似。
それでもある程度形になっているのでダンテの器用さが伺える。
1はスパーダから習った大剣での剣術こそ兄弟で似通っているが、日本刀での居合術は閻魔刀を託されたバージルが独自に磨いた剣術だからだろうと推察出来る。

 
Dart[ダート] (ダーツの)投げ矢

武器
DMC2

ルシアの遠距離攻撃用の小型ナイフ。
スローダガーより小さく、攻撃力も低いが片手で一度に三つ投げる。
ダンテのサブマシンガンと同じく小型で大量に出現する悪魔に対して扱える。

 
DANTE MUST DIE![ダンテマストダイ] ダンテ死すべし!

その他
DMCシリーズ

DMC(寧ろCAPCOM)恒例の最高難易度。通称DMD。
基本的にHARDをクリアすると選択可能となる。
HARD以上に見られる一部エリアで出現する悪魔が上位悪魔に変化、悪魔の攻撃パターンの増加、ダンテの攻撃力減退・悪魔の攻撃力上昇が最高状態になる。
それに加え、全悪魔に一定時間後にデビルトリガー発動能力などその名の通りプレイヤーにとことん不利な状況へ陥れてくる。
端から見ればどMゲーにしか思えないが、それすらも刺激的と楽しむのが真のデビルハンター。
2以外はこのモードでクリアするとスーパーキャラクターが使用可能となる。

派生としてディスク二枚組のDMC2ではルシア編の最高難易度はLUCIA MUST DIE![ルシアマストダイ]となっている。
3SEのバージルやネロを使用してもDMD呼称で、ある意味優遇されている。

 
[挑発] ---

その他
DMCシリーズ

CAPCOMのアクションゲームではよく見かける(開発チームメンバーが同じ場合が多い)挑発。
攻撃効果はないが敵の近くで行うとDTゲージを多少回復させる。
攻撃と同じく連続使用に制限が掛かっており、アクションゲームとしては少し長い10秒に一度程度と思っておこう。
2では一度消滅したが3以降からはスタイリッシュランク上昇効果(ポイントは得られない)が追加され、より利用価値が上がった。
更にスタイリッシュランク毎に挑発パターンが変化し、Sランク以上で極稀に現れるレア挑発があり、それを見る楽しみが増えている。
スペシャルエディションのバージルは本編中とは違うパターンで武器毎に挑発パターンが変化し、閻魔刀装備には攻撃後の納刀による特殊挑発がある。
4では一つのランク毎の数が複数に増加、ランダムに出た挑発によってはDTゲージ回復効果とランクが大きく上昇する段階が複数回あるモノがある。

 
Devils Never Cry[デビルズネバークライ] 意訳:悪魔は決して泣かない

台詞・その他
DMCシリーズ

ダンテの信条とも言える悪魔と人間の境界線。
破壊の本能に生きる悪魔は決して泣く事はなく、誰かの為に泣く事が出来るのは人間に与えられた特権であり証明と言う事らしい。
その為、シリーズ中では必ず悪魔と人間の境界にいる者が涙するシーンがあり、ダンテがその者にこの言葉を送っている(4では泣く所をダンテは見ていないので口にはしていない)。
例外として3では逆にダンテがバージルの事で涙した(と思われる)事を誤魔化す為に口にしたのをレディが口にした「Devil may cry(注釈:家族の為に泣く事が出来る悪魔もいる)」の言葉からこれらを自らの信条、店名とする事になった。

 
Devil Trigger[デビルトリガー] 悪魔への引き金

その他
DMCシリーズ

魔具の魔力を媒介として悪魔の力を開放し、より強力な魔人の姿へと変化させる。
魔具の影響を大きく受け、その姿形と武器の特徴をより強化した性能に変化する。
後半の部類に入る2と4ではダンテは全身へ送る魔力の供給が安定しており、魔具を変更しても魔人状態の姿は変化しない。
(ネロは閻魔刀のみ、ルシアは本来純粋な人造悪魔であり魔具を介さないので変化しない)

発動中は攻撃力・防御力の増加、攻撃を受けても怯まないスーパーアーマー状態と化す。
また徐々に体力を回復する(スーパーキャラでは一部を除き回復しない)。
また装備中の魔具によって速度上昇、攻撃力上昇、回復速度上昇など更に強化されるステータスが変化する。

最高難易度であるDMDでは敵悪魔も一定時間後にデビルトリガーを発動してくる。
その場合は攻撃力・防御力増加、スーパーアーマー化。
強力な悪魔ほど発動が遅く、逆に雑魚悪魔は発動までが早いので大量にいる場合は早期殲滅が厄介となる。

現在時系列の最後である2のダンテのみ体力ゲージが赤く点滅している際にのみ発動可能となる真・魔人化を持つ。
凄まじい攻撃力を持ち、あらゆる攻撃を無効化し正に最強。
4でも真・魔人化の案は存在したが最終的には没になった(真・魔人状態も仮デザインはされていた)

 
[デビルの武器] ---

その他
DMCシリーズ

デビルでは攻撃に用いる武器は大きく分けて二種類となる。
即ち近接武器と射撃武器である。
近接武器は長剣や手甲、果てにはギターなど様々な近接攻撃用の武器。
種類が豊富でそれぞれ用途や様々なコンボを持つ。
悪魔側も大抵は近接攻撃が主体の為、反撃の危険性はあるが攻撃の主体となる。
DMCキャラは皆カッコつけなので最初から手に持たず、攻撃終了の都度武器をしまっている。

射撃武器はその名の通り銃系統による遠距離攻撃用の武器。
近接武器ほど攻撃力はないが圧倒的なリーチを誇る。
但しこのシリーズでは一部を除き、対象との射程距離によって段階的に威力・怯ませ効果が低下する設定がなされている。
よって基本的に中距離以上離れた場合は射撃も有効手段ではなくなる。
基本的には牽制や一部悪魔の対抗手段として用いられる。

2では一部逆転現象が起こり、攻撃バリエーションは射撃武器の方が上(近接武器の系統が剣orナイフで振り方が変化しない為)、時間は掛かるが攻撃の主体、となっている。

 
Devil Bringer[デビルブリンガー] 悪魔を引き寄せる者

用語
DMC4

ネロに顕れた悪魔の右腕。
劇中の一ヶ月前の任務中に悪魔に負わされたかすり傷から変質した異形の右腕。
赤く鱗にも思える表皮の中心に青い筋があり、魔力の蓄積や他の魔力を持つ存在に共鳴すると淡く光り出す。
変質した原因は不明だが、以前から悪魔との戦闘で怪我は負っている筈と推測した上で、ネロがある程度力を付けてから悪魔によって負った怪我がスパーダの血に反応したのだろうか。
生身の部分との境界は不明(設定資料集によると肩まで?)

右腕に宿る悪魔の力でバスター、スナッチなどの激しい肉弾アクションを行う。
その一撃の威力はレッドクイーンよりも高い。

剣や銃、基本動作は生身である左腕で行っているが、閻魔刀はこの右腕で振るっており本来の利き腕は不明(ネロ役のジョニーは右利き)。

4小説版では暗転と音声だけだったムービーの詳細が描かれている。
ミティスの森から出没し市街地付近にまで現れたスケアクロウの大群を全滅させた後に突如魔法陣から出現したアサルトからキリエ達を庇い負った傷が後に変質。
因みにその事件は騎士一名死亡、市民負傷者発生が理由で教団に都合良く一部情報を偽装・隠蔽された。
劇中の描写から本来は右利きの模様。
右腕の変異から一ヶ月間は人目に付かない様に包帯やギブスで隠し、怪我が完治していないと偽っていた。
またネロは自分は人間だと信じ、認めたくがない為に右腕を使う際に出る青白い魔人のオーラを悪魔の右腕《デビルブリンガー》と自嘲気味に呼んでいる。
騒動後はキリエに励まされてから隠す事はなくなった。

要するとバージルの様に汎用性の高い一択スタイルのようなもので、使い勝手が良く全悪魔に対応が可能。
またバスターの決まる爽快感が心地良い。
武装の固定されたネロにとってこの高過ぎる汎用性が初心者向け足らしめる一因である。

ネロ本人の意思とは関係なく魔具を吸収しては人間離れを促進してくる。自由に出し入れしているのは武器である閻魔刀のみ。
またその収納性から一部では○次元ポ○ットとも言われていたりする。

 
Devil May Cry[デビルメイクライ] 意訳:悪魔も泣き出す

用語
DMCシリーズ

スラム街の端に構えるダンテの自宅兼事務所。所長はダンテ。
店内の形状、悪魔の死骸や現地調達した武器でレイアウトが度々変化しているが、店前に飾られた赤いネオンサインが特徴。
ゲームタイトルに限りシリーズによってスペルの大文字小文字が変化している。
ゲーム中では依頼人の手により度々破壊されている。
アニメ版では破壊されず、4では依頼人がレディであり遠い異国の地が舞台なのでダンテ自身が店のドアを蹴破っている程度。
その都度リフォームでもしているのだろうか。

悪魔退治を生業としており、表向きには何でも屋としているが悪魔絡みではない依頼は大抵断るなど表向きの理由で働いた試しはあまりない。
その代わり気分が乗らない限り「合言葉」による悪魔関連の依頼には報酬の良し悪しに関係なく受け付けている。
アニメ版ではダンテが週休六日主義と言って憚らないので、パティが店内の掃除やマネージャーの様に振舞っていた事もある。
依頼人が直接訪ねる以外で彼が受ける依頼を斡旋するのはメディアに出ている中ではエンツォ(当時の彼は悪魔を信じていなかった為報酬目当ての依頼が多いが)、レディ、モリソン。
逆転裁判の成歩堂といい、CAPCOMのゲームで事務所を構える主人公は仕事の依頼がない奴らばかり・・・?

空き店舗の紹介はエンツォ、店名はレディの一言から。
1の事件後は一時期Devil Never Cry(悪魔は泣かない)と店名を変えていたが、トリッシュが奔放に活動する様になって自分がいない間は店名を戻して欲しいと頼んでおり、現在時系列が最も後である2でもDMCである。

4小説版ではダンテが(レディからの報酬で当てた金で)Devil May Cryのネオンサインを丁度悪魔退治専門の事務所を起てたばかりのネロの所へ送り付けている。
この時二人は互いに全く連絡を取っておらず完全にダンテがネロの行動を予想しての偶然だったが、実質的にフォルトゥナ支店が誕生している。

ゲームの名称としては当初「Devil May Care(向こう見ず、楽観的な)」としていたが、同名の映画があった為現在の名前となった経緯がある。
どちらにしてもDMCだが、私としてはクラウザーさんよりもこっちがDMC。
スタッフ内での略称は主にデビル。

 
DEVIL MAY CRY[デビルメイクライ] 意訳:悪魔も泣き出す

シリーズ
DMC

初代タイトル。
表向きは何でも屋「Devil May Cry」に謎の美女、トリッシュが訪れる所から始まった。
彼女からの伝言にダンテはマレット島へと向かう。
其処はかつて魔界を支配し、2000年もの封印から復活した魔帝によって悪魔の巣窟と化していた。
そして魔帝はダンテの家族を殺した仇敵でもあった。
家族の敵であり、父スパーダと同じく再度封印を誓い、島で待ち受ける悪魔達を倒しながら魔帝ムンドゥスの元へと向かう。

即時即断即決即答や的確な判断を要求され、敵悪魔のアルゴリズムを冷静に見抜き、ヒットアンドアウェイを繰り返す手に汗握る駆け引きを主体とするスタイリッシュアクションゲーム。
圧倒的な手数のコンボ攻撃で押していく3以降とは異なる方向で難易度が高い事で有名。
以降デビルはプレイヤーによってドMゲーにもドSゲーにもなります。

本来は神谷ディレクターを中心に今までのバイオと異なったアクション重視のバイオハザード4として開発されていたが、曰く「やり過ぎた」結果全くの新規タイトルとして開発し直された。
その為シリーズ内ではまだホラー色が強く、メニュー画面やドア開閉のSEがバイオのままだったりする。

元はバイオの派生作品とは言え、新規タイトルであり続編の予定などなかった為か初っ端から仇であり最強のラスボスを登場させた。
その結果、続編に登場する悪魔は魔帝不在(過去である3は封印中)の中、魔界は頂点を狙う勢力がバラバラに活動しており、代わりに悪魔の力を利用する人間が出て来ている。

 
[テメンニグル] ---

地名
DMC3、3SE

3の舞台となる人間界と魔界を繋ぐ扉がある巨塔。
スパーダにより数々の上級悪魔と共に封印され、Devil May Cryがある近辺でアーカムとバージルの手により復活した。
バージルの目的は父スパーダの更なる力を得る為に狙った魔界との狭間にあるフォースエッジとダンテの持つもう一つのアミュレットによる魔剣スパーダだった。

その名は「恐怖を生み出す土台」と言う意味で悪魔信仰者達が作り上げた物であり、内部は禍々しくも人間界の中世・近代文化の特徴が多く見られる。
周囲のビルと比べても5倍近くあり、遥かに巨大な建造物。
スパーダは二重に封印を掛けており、一つは塔そのものの封印、もう一つはテメンニグルの魔界へ繋げる機構をスパーダの血族(血)、二つに分かれたアミュレット、(恐らくスパーダと共に戦った人間の)巫女の血の三つを鍵として扉の機能を封印していた。

事件終了後の行方は不明だが恐らく再度封印されたか破壊されているだろう。
街のど真ん中で邪魔だし。

 
Nero[ネロ] 伊語:黒(Nelo)、暴君ネロ

人物
DMC4

銀髪と青いレザーコート、そして悪魔の右腕が特徴のデビルメイクライ4の新主人公。

フォルトゥナの魔剣教団に所属する一戦士。
その実力は教団内でもずば抜けたものなのだが、戦う為の力を得る術とはいえ教団の組織行動が苦手で単独行動を取りがち。
性格もシニカルで斜に構えた思春期真っ盛りな坊や。
また信心深いフォルトゥナの住人の中では現実主義な点が見られ、教団制服ではない現代的な格好やアクセサリーの着用や教団では忌み嫌われる拳銃を悪魔退治における効率からの使用などから見て取れる。
(劇中でも双六やクロノスライサーなど用意された物をダンテは破壊しているがネロは律儀にクリアしている、が橋下ろしの機械は修理を待たずして破壊した)
それが災いして教団の身内からは毛嫌いされ、面子や体裁から表立っては動けない教壇の汚れ仕事という位置に回されている。
教団の支給している剣や自前の拳銃をレッドクイーンやブルーローズに自分で改造するなど、手先はかなり器用な部類に入る。
ある戦闘で右腕を負傷したのが切欠となり、悪魔の右腕と化している。

実はダンテやバージルと同じくスパーダの血を受け継ぐ人魔不明の存在。
その名前(小説版では切欠はあったがほぼ偶然)、閻魔刀との感応、魔人オーラの姿、台詞など随所にバージルとの関連性を示唆しているがその真相は現時点では不明。
似て非なる所といえばバージルは母親を死なせた後悔から力を求め、手段が目的になった(I need more power)が、ネロは信心深かったキリエの両親が死に神を信じず、彼らと同じ様に心優しき彼女を守りたいが為に力を求める事(Give me more power)だろうか。
大雑把に言うと過去に囚われっ放しで気付けば自分の為と、過去の経験から自分と今現在いる守る対象の為といった所か。

ゲームでは前半と終盤戦のミッション担当。
武器は固定されているもののレッドクイーン、ブルーローズ、デビルブリンガーの使い勝手・汎用性が異様に高い(単純な攻撃力はダンテの方が高いらしい)。
良くも悪くも新規ユーザーにも合った新システムキャラなのである。

4小説版では孤児院暮らし、キリエより一つ年下(16、7歳)と判明している。レッドクイーンの右手構えや細かい作業であるレリーフの彫刻に右手でグラインダーを使用する劇中の描写から本来は右利きの模様。

現騎士長のクレドとは家族ぐるみでの付き合いからか直々に剣の稽古を付けて貰っていたらしく、それも彼の実力に繋がっているやも知れない。
汚れ仕事の一環として悪魔に憑依された人間を秘密裏に倒していた(実は技術局の人体実験により発生した失敗作)。
サンクトゥスによると丁度ネロが生まれる十七年前にスパーダの情報を詮索しにフォルトゥナに訪れていたバージルらしき人物とフォルトゥナに流れ着いた娼婦が彼を宿した可能性を示唆している。

事件後にはDevil May Cry(フォルトゥナ支店)を開業した(ネオンサインと店名はダンテがレディへのツケで勝手に送り付けた代物)
そこでキリエと二人暮らし・・・大丈夫か青少年。

 
Nelo Angelo[ネロ・アンジェロ] 伊語:黒い天使

人物(?)
DMC

魔帝に仕える悪魔の戦士。

 
Battle Statue[武闘神像] 闘いの像

オブジェクト
DMCシリーズ

デビルハンターを試す存在。
見事試練を越えるとブルーオーブの欠片をもたらす。
時空神像と共に毎シリーズ出ているがこちらはその形状が毎回異なっている。

3では銀色の蝋燭の様な形で、燈されている炎の数で規定ランク、色によって使用出来る武器が決まっており、他の武器では弾かれてカウントされない。
慣れない武器でのスタイリッシュランクを上げる練習台としても機能している。

4では赤と青の二種類でそれぞれネロとダンテで破壊出来る像が決まっている。
二回目以降も復活し、壊すと大量のレッドオーブをくれる。
顔がなく手に持っている盾に目を持つ人型で攻撃する度に生々しく動くのでドM神像とも呼ばれているとかいないとか。

 
Blue Orb[ブルーオーブ] 青いオーブ

アイテム
DMCシリーズ

悪魔の魔力が結晶化して出来たオーブ。
生命力の上限を上昇させる効果を持つ。
入手方法はシークレットミッションや武闘神像の中身、道端に落ちている欠片を集めるなど。
欠片は4つ集める事でブルーオーブ一個となる。
または時空神像で大量のレッドオーブと引き換えに入手する。

要するにゼ○ダの伝説のハートのうつわ&かけら。
シリーズの度に魔具は兎も角、増えた生命力が減るのは・・・普段の依頼が生温いのだろうか。

 
Blue Rose[ブルーローズ] 青い薔薇

武器
DMC4

ネロが装備している六連装大口径回転式拳銃(リボルバー)。
幾度も重ねた改造の結果、原形を留めておらず基になった銃の判別は不可能。
ただでさえ威力の大きい大口径の銃だが、上下に銃口が計二門付いている。
ほぼ同時に放たれる弾丸はコンマ数秒の差でズレており、一発目の面破壊用の弾丸で表面の防御を崩し、二発目の貫通力の高い弾丸で内部にダメージを与える。
よく見るとゲームプレイ中もタイミングがズレて発射される弾丸が確認出来る。
上の弾丸で倒す(破壊する)と下の弾丸が壁に当たる事がある点からちゃんと瞬間的に2ヒットしている。

銃自体の重量、発砲の反動が大きく人外の腕力を持つネロは片手でこれを使いこなす。
その無茶な機構から「有り得ない存在」という点でその代名詞である青薔薇からネロが名付けた。
(青い薔薇自体はデビル4開発中にビールでお馴染みサントリーが遺伝子操作で開発に成功している)
装弾数は6発、つまり3発撃てば弾切れを起こす。
ムービーでも片手でカッコつけリロードを行っている。
当然ゲーム中では無限連射である。

悪魔退治での利便性からネロはこれを作ったが、本来彼の所属する魔剣教団ではスパーダは一振りの剣で戦ったと言う伝説と伝統を重んじる風潮から、剣とは逆に銃は卑しい物とされ敬遠されている。
当のスパーダは2000年前からルーチェ&オンブラという二挺拳銃を用いている様だが(あくまでゲーム中の隠しコスチュームに限った話なので真否は不明)

ゲームシステム的にはエボアボよりも銃身が長く巨大で、連射速度は若干遅いが一発の威力が高いハンドガン。
実質二発同時発射なので交互に発砲するエボアボと着弾数は変わらないような気はする。
チャージショットも一発の威力を高めるタイプ。
ネロが初心者向けという事でこれもチャージショットを強化すると一気に戦闘が楽になる重宝武器。

デザイナーによれば銃口付近にある4つのマズルブレーキの上2つを上から見ると髑髏ぽく見せているとか、劇中では殆ど見れないこだわりがある。
小説版によるとショットガンや狙撃銃、果てはミサイルランチャーなど模索し何度も試行錯誤した結果行き着き、試射と調整を重ね一ヶ月前の怪我をした事件の直前に薔薇のレリーフを彫って完成に至る。
風潮からフォルトゥナでは近代兵器は取り扱われておらず、全ての工程をネロ一人が暇な時間を使って工房で行っていた。
リボルバータイプなのもオートマチックよりは複雑な機構をしていない為ネロでもまだ改造が行えると言う事の様だ。
ブルーローズのワンホールショットも何度か試射して体で覚えている。
薔薇の刻印も愛着が湧く様にネロが自分で彫っている。

 
HEAVEN OR HELL[ヘヴンオアヘル] 生か死か

その他
DMC3、DMC4

特殊難易度の一種で敵味方なく一撃で死亡するモード。
難易度別ランクにも載らず、スタイリッシュランクなど稼ぎようがないのでクリア第一で安全に動こう。
一番厄介なのは悪魔よりも即死化したエリアトラップである。
もしくは銃撃の効かない悪魔(3のデュラハンなど)

 
Beowulf[ベオウルフ] 叙事詩の主人公の名
悪魔
DMC3

 
HELL AND HELL[ヘルアンドヘル] 死の一択

その他
DMC4

特殊難易度の一種で自分のみが一撃で死ぬモード。
一撃死以外は難易度としてはHARDで鬼畜そのもの。
一応の救済措置として三つのゴールドオーブが所有数関係なく体力ゲージ横に表示され、現存する数までその場で復活する。
最初の内はアイテムなしではクリア出来ませんでした・・・

 
Holy Water[ホーリーウォーター] 聖水

アイテム
DMCシリーズ

悪魔を滅する聖なる水。
どうしても苦しいと言う時に使うお助け消費アイテム。
使用するとエリア内の悪魔をまず一掃出来る高威力を持つ。
はっきり言ってダンテの攻撃より遥かに強い。
但し所有出来る数は限られており、乱発は自分の首を絞める結果になる。
入手方法はエリア内に落ちているのを拾うか、時空神像で大量の赤ぶちゃと交換する。

2のみ道端にランダムで出現し、拾った時点で自動発動するという使い道が限られる仕様。

 
Devil arms[魔具] 悪魔の武器

用語
DMCシリーズ

魔力を持つ物質。魔剣も大きく言えばこの類に入る。
その大半は魔界で悪魔の技術によって造られた道具だが、極稀に上級悪魔自身が魔具と化している場合がある。
それらは自らの意思を持ち続け、その者が元々持つ特徴を強く具象化した強力な魔力を持つ。
存命したまま魔具になった物はその悪魔自身が死亡しない限り多少の傷や破損は自己修復する。
尚、閻魔刀はどちらにも当て嵌まらず正体不明の魔剣とされている。

悪魔が魔具となるには二通りあり、一つは悪魔が主と認めて自身の力の一部として貸し与える際に変化する。
もう一方は敵に完膚なきまで打ち倒され魂の底から敵わないと屈服してしまうと本人の意思に関係なく魔具へと変化する。
後者はバージルに倒されたベオウルフと4小説版のルシフェルが該当する。

武具以外の魔具も様々でその力の大小も激しいが、ダンテの武器となる魔具は殆どが上級悪魔が変化した物で何れも強き力を持つ上級品。
ゲーム中至る所で見つかるキーアイテムも大抵は魔具。

4小説版によると魔力をある込め方をすると小さな光球のような形状になる。
ダンテはそれを利用して身軽のまま複数の魔具を持ち運んでいるとゲームシステムの補完をされている。

 
[魔剣教団] ---

その他
DMC4

宗教国家であるフォルトゥナで信仰されている魔剣教とほぼ同時に設立された騎士団。
人間界を同胞たる悪魔の侵攻から救い、現在のフォルトゥナの地を治めた伝説から魔剣士スパーダを(唯一?)神と崇め、尊ぶべき剣を用いて悪魔と戦う戦闘集団。

一国全体で魔剣教が信仰している中で、教皇が頂点として国の中枢となり政を一手に率いている。
その土地柄で国全体が悪魔の認知、出没している事が彼らが悪魔と戦う術を持ち、独自に発展させる形となった。
魔剣教とほぼ同一の存在でこちらも宗教的な伝統様式が強く、統一された服装に剣や槍を用いるその姿は現代のテンプル騎士団そのもの。
フォルトゥナ住民の殆どが敬虔な信徒である魔剣教が謳うスパーダの加護を信じており、彼らが悪魔と戦う事によってそれを体現している。
また市民から見られる不安や体裁を意識する面も大きく、悪魔に憑依された市民の処理などの教団の威信に関わる暗い面はネロなど騎士が汚れ仕事として秘密裏に行われる。
その中には教団が極秘に行っていた事象に関わっている物も紛れているが、その真意は実際に動いた騎士にも隠されている。

現在本部は断崖の沿岸部に建てられた白く巨大な長方形型の建築物。
教皇が頂点にあり、次に騎士団長や技術局長などの幹部、各々の部署の所属となる。
教団内でも幾つかの部署があり、判明しているのは前線で悪魔と戦う騎士団、武器の開発や悪魔の解析・研究を行う技術局、小説版では悪魔出没箇所の頻度や原因を調べる調査局がある。
これも古い伝統様式からか、女性団員は殆どおらず、ましてや幹部にまでなったのは現在グロリアただ一人だけである。
フォルトゥナの気風と同じく外部から来るモノには排他的で入信には希望者の土地や家柄を重んじられる。
とはいえ人の生き死にの激しい教団で下級となると孤児出自の騎士も多い。
日本と同じく死者の顔には白布を被せる作法がある。

他国との隔たりの強い城塞都市(島国?)という環境もあり、フォルトゥナは些かこの教団に依存した軍事国家とも取れる。
その点で現教皇に教団が根強く持つ力を利用される形で裏での暗躍に走り、最終的にはほぼ崩壊する。
ストーリーはボロボロになったフォルトゥナを復興しようと希望を持つ所で終了するので後の魔剣教団の処遇は不明。
小説版では一応混乱と上層部崩壊の影響で弱体化してはいるが一応健在。
まぁ悪魔からの守護の役目があってこそだし。

神である魔剣士スパーダの一振りの剣のみで戦い抜いた伝説に肖り、剣は最も尊び、逆に銃は忌むべき存在であり教団騎士は一振りの剣のみを携える。
その他の武器もビアンコのような鎧と専用槍などそのタイプは限られており、技術局による近代的改造があるとはいえ戦力的にはかなり偏りがある。
鎧以外の遠距離攻撃手段はまだ許容範囲だとしてもメフィストとかに泣かされているに違いない。

とはいえ悪魔を研究していた技術局の開発力は目を見張るものがあり、人造魔具とも呼べる数々の発明品をキーアイテムとして用いて無機物に生命を吹き込んだり、超高度跳躍魔術装置や時空操作装置を開発している。
ついでにいうと本部にも設置されていたりレーザーの罠はOKらしい。
その分、4のゲーム中では人造魔具とは言える発明品ばかりで魔具は殆ど出ない。

4小説版では一度神の実子であるダンテを生きた神として祭り上げようと言う声もあったが、監視していくと当の本人はあまりにも人間臭く生きていた為、教団の崇高な理念とは食い違い敢え無く自然消滅した。

所謂一神教の類。
(実在した)人々を救った悪魔が神様として信仰されるという珍しい宗教形態。
悪魔信仰と言うと黒魔術を用いるなど怪しい団体と言うイメージだが、悪魔が出没しやすい土地柄上、住民の信仰度合いは深い。
歴史が歴史だけに古い部類に入るやも。
特に信仰される悪魔ほど主に多神教の神が最近(とは言っても西暦以降)悪魔に堕天させられたものであったりするし。
・・・実際の所は不明だが、最低でも2000年前以降(ほぼ西暦開始)なので対して違いはないかも。

 
 Island[マレット島] の島

地名
DMC

 
Missile Luncher[ミサイルランチャー] ---

武器
DMC2

 
Lucifer[無尽剣ルシフェル] 元熾天使の堕天使

武器
DMC4

一定時間で爆発する小剣を無尽蔵に生み出す肩当て型の魔具。
直接攻撃向きではなく、様々な扱い方を要求される。
性能も含めかなり特異な近接武器。
空中や敵に剣を何本も突き刺し、爆発させるのが主な攻撃方法。
一度に出現を維持出来る剣の本数は最大15本。それ以上出すと同時に始めに出した剣から同じ本数だけ爆発する。
殆どの技は怯ませ効果が低いので用意している間に反撃を受けやすいが、突き刺した爆発による攻撃が真骨頂。
巨大なボス相手にはかなり有効な武器。

外見は蜂など昆虫類をイメージさせる形状。
フレキシブルに動く二本の翼状の鞘から小剣を生成、引き抜いている。
一輪の薔薇が付属品として付いており、ダンテはこれを口に加えて小剣を爆発させる際に投げるのだが深い意味はないようだ。
後述する生前の彼の趣向だろうか。因みにこちらも投げては口に現れる無限バラ。
入手ムービーの出来から指示が出て技名が全てエロ関連にされている。

小説版によると元はベリアルとおなじく魔界の一画を支配していた上位悪魔。
プライドが高く爆発の力を操る悪魔だったが、過去に依頼を受けたダンテに完膚なきまでに敗れ心無くも魔具と化した。
ベリアルは彼と面識があり彼の実力と性格を知っていたからこそ、ダンテの実力の高さと悪魔としての誇りに燃え立った。

 
YAMATO[閻魔刀] 倭:大和

武器
DMC、DMC3、DMC4

かつてスパーダが使用した魔剣の一振りで、バージルに遺された人と魔を分かつ日本刀。

悪魔が変化した物か不明だが刀自身に意思を持つと言われており、その切れ味は全てを斬るとされる。

過去にスパーダがフォルトゥナにある地獄門の封印の鍵として使用しており、「救済」においても重要なファクターとなっている。
魔界でバージルが復活しかけていた魔帝に倒されて以来長らく行方不明となり、4の時代に刀身が折れた状態で黒の天使の欠片と共にフォルトゥナの港(カエルラ港?)に流れ着いていたのを魔剣教団が発見・回収した。
折れた姿でも尚その強い魔力を有し、技術局長のアグナスさえも修復が出来ずにいたが、ネロの覚醒に呼応して在りし姿に修復される。
その後紆余曲折を経てネロが所持する事となった。

初代DMCでは伝説の魔剣士の初期装備。
フォースエッジ・アラストルと比べてリーチが若干短い。

バージルが使用する閻魔刀はリベリオンに比べると刺突技がなく若干リーチが短い。
またバージルは居合術で扱う為、攻撃の度にする納刀により攻撃の前後に多少隙が発生する。
だが刃を用いた攻撃は高い攻撃力とエフェクト以上のリーチを誇る。
大きな特徴としてトリガーゲージが溜まり易く、攻撃終了後そのままにしていると納刀モーションを行い、通常より短い挑発扱いとしてゲージ回復とランクが上昇する(挑発との重ね掛けは不可)

4ではミッションを進めるとネロの魔人化状態、ダンテのダークスレイヤースタイルとして武器となる。
性能は3の頃に近いが装備する魔具ではない為、どちらも登場できる技の数が非常に少ない。
ダンテのダークスレイヤーでは地上、空中のニュートラルコンボはそのままだが、疾走居合と切り上げ・切り下ろしはそれぞれ遠近単発の次元斬に変更されている。
一度折れた影響か不明だが、半実体と化してネロの右腕に吸収されたり、ダンテも何もない所から手元に出現させる(ゲームシステム的には全般で言える事だが演出込み)
またビアンコの盾など攻撃を弾いて相殺してきてもこちらは怯まない特性を持つ。

3小説版にてギルバが日本刀を使用していた描写から、1にて伝説の魔剣士が使用していた閻魔刀の設定が復活したと個人的推測。

 
Rebellion[リベリオン] 反逆

武器
DMC2、DMC3、DMC4、アニメ版

かつてスパーダが使用した魔剣の一振りで、ダンテに遺された愛用の大剣。

鍔に当たる部分の両側に髑髏の彫刻がなされ、まるで一つの金属から削ったかのような銀一色の大剣。
抜きん出た性能や能力はないが、非常にバランスの取れた基本に忠実な武器。
雑魚悪魔よりも遥かに強い魔力を持つ魔具としても機能し、ダンテを魔人化させるトリガーの一つ。
3での魔人化の際は基本ステータス全体を多少向上させる。
また滑空する様に空中落下の速度を少しだけ遅くする技を持つ。
要するに完全な初期装備仕様。

最初ダンテに遺された時は真の姿ではなく、3の劇中で彼の血を大量に受け、覚醒と同時に形状が変化している(鍔にある髑髏の口や突起が開いた)。
1では父が過去封印した悪魔、また家族の仇である魔帝との決戦と定めた為かフォースエッジを使用しているが、それ以外ではエボニー&アイボリーと共にこの剣を愛用している。
ソードピアスやラウンドトリップ後など、ダンテの意思を受けて手元に飛んで来るがそれがリベリオンの能力かダンテの魔力かは不明。
依頼出張中は背中に背負っているが、アニメ版では人の多い所を通るなどで稀に依頼をライブに行くと称してギターケースに入れて持ち歩く事がある。
4のデザイナーの話では当初コートの背にある髑髏型ハーネスがガッチリ噛み付く事で固定するギミック設定だったそうだ。

スパーダの形見の剣では強力な魔力こそ持つが現在唯一封印などに使用された事もなく純粋な武器としてのみ機能している魔具。
ハズレくじとか言わない。

 
Lucie & Onbra[ルーチェ&オンブラ] 伊語:光と影

武器
DMC、DMC2、アニメ版

スパーダが自作したと言われる白と黒の大型二挺拳銃。
息子であるダンテのエボニー&アイボリーに似ているが、彼が戦ってきた2000年間(悪魔側にいた頃からならばそれ以上)の何時頃から使用していたか不明。

伝説の魔剣士の初期装備。
2で経緯は不明だが魔剣スパーダと共にトリッシュが装備しているのを操作可能。
型が古いにも関わらずエボアボより連射性能の高い上位機種的存在。
アニメでもトリッシュが使用し、自身の雷攻撃と合わせて使用している。
4でもトリッシュは二挺拳銃を装備しているが直接戦闘には参加していない。

 
Red Cueen[レッドクイーン] 赤の女王

武器
DMC4

ネロが装備している身の丈程もある長剣。
ネロが独自に改造を施した特注品。
改造イクシード機構を持つ柄と排気ノズル、大型の二枚刃の曲刀で構成しており、重心をわざと偏らせ斬撃の威力を高めている。
また噴射口を4つに増加(カリバーンで2つ、デュランダルで3つ)、リミッターカットなどを施し、イクシード機構を持つ教団仕様の剣では一番の推進力を持つ。
その高過ぎる推進力により推進剤の燃焼に混じりそれ自体が攻撃にもなる真っ赤な炎を噴き出す所から赤の女王の名が付いた。
推進力の強さからその勢いでネロの機動に使う事も出来る。
但しこれらの改造は皆人間が扱える限度を越えており、天性の勘と腕力を持つネロが自分に扱い易くした結果、自身専用の剣となってしまっている。
キリエがこの剣の入った大型トランクを持ってきた際は両手で引きずっているが、ネロは右手が塞がった状態でトランクを振り(遠心力による所がある)片手で組み立てをしている。
刃が巨大過ぎて通常の鞘に入らず、ネロが戦闘に赴く際は剥き身の剣で柄を振るう左手側に向けて背負っている。

あくまでも一般団員であるネロが騎士長専用のデュランダル以外で唯一専用剣の改造・所持を許可されている点からも彼の有り余る戦闘力の高さを示している。

ネロは武器が固定されているものの、エクシード機構と合わせて種類豊富な汎用技が多く、その多様性が一番の武器となっている。

4小説版では悪魔の右腕が発現する切欠となった事件の際、無理にイクシードを掛けて故障。
技術局へその改修(燃焼機関を頑丈にする注文に付随してMAXアクトが使用可能)に出していたが特注の部品とネロ独特の改造により難航した為、ダンテ襲撃時にはブルーローズと仕方なくデビルブリンガーで戦闘した(ゲームでは倒された教団騎士のカリバーンを使用)

 
Lady[レディ] お嬢ちゃん

人物(ヴォイス&モーションアクター:[])
DMC3、DMC4、アニメ版

悪魔と父への復讐に燃えた巫女の血を受け継ぐ人間のデビルハンター。

3における第三の主人公(ノンプレイヤーキャラ)。
アーカムとカリーナの娘で本名はメアリ。アニメ版ドラマCDにてフルネームは「メアリ・アン・アーカム」と示唆されている。
父と同じ赤と青のオッドアイ。
高い身体能力を持つがあくまでも純粋な人間であり、攻撃手段もダメージをなるべく受けないよう多数の銃火器による一方的な遠距離攻撃と悪魔郡の同時対応に特化している。
その為、近接戦や銃弾の効き難い防御の堅い悪魔を相手にするのは苦手。
当初は母を殺した父と彼を魅了させた復讐として全ての悪魔を滅する覚悟で、半魔であるダンテも例外ではなかったが、彼の中の正義と家族を愛する心を感じて最終的には和解する。

終盤での会話の影響か、次に登場したアニメ版ではダンテに度々大金の貸し借りをしては仕事の報酬を取り立てたり、自分では骨の折れそうな面倒な仕事を斡旋しては膨大な仲介料を巻き上げてくる。
おかげでダンテの借金の殆どは彼女経由としか思えない雰囲気ではある。
トリッシュは素直になれない彼女なりの接し方と睨んでいる。
当時からは精神面も幾分か成長し、過激な面は多少なりを潜めたが興奮すると元の地が表れる。
この頃に各地を旅していたトリッシュがDMCに戻ってきたのもあって初めて彼女と面識を持つ。

3から十数年後らしき4ではすっかり成長した姿でデビルハンターとしても健在。
真っ白なホットパンツと素肌ジャケットにも見える格好で胸元を開け、オッドアイを隠す様にサングラスを着用している。
余談だがダンテの読んでいる雑誌の内容に掲載されているが多分スタッフのお遊び(表紙はトリッシュとレディの役者、報酬のお礼はルーベン)。
職業上、中には如何わしい様々なパイプを持っており、4小説版ではそれを用いて商売敵の正体である魔剣教団のきな臭さに辿り着き、ダンテに今回の依頼を持ち込んでいる。

4でダンテが30代後半の外見をしている点で、3の時に同年代ぽかった上に純粋な人間であるレディは・・・とは決して言ってはいけない。
最低でもトリッシュより年上じゃないかと邪推するのもアウト、命が惜しいのなら覚えておこう。

 
Royal Guard[ロイヤルガード] 王の防御

スタイル
DMC3、DMC4

防御の構えで攻撃を正面から受け流しダメージを軽減・無効化させる防御主体のスタイル。
但し登場キャラがほぼサドしかいないDMCにおいて、受身に回る防御すら「攻める為の防御」である。
敵の攻撃を防御すると共に王の怒り「ロイヤルゲージ」が蓄積され、それを一度に開放したその威力は凄まじいの一言。

スタイル技はガード&リリースの派生とその他と言った感じでダークスレイヤーの次に少ない。

魔人化すると攻撃力上昇効果を持つベオウルフと組み合わせると、最早それは防御ではなく火力重視の戦い方となる。

4でのスタイル選択時はいかにもヒーローが登場シーンで取るようなださカッコいいポーズを取る。
本人はいたって真面目にふざけてます。

 

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