悪魔・DMC4

SCARECROW[スケアクロウ] 案山子

這い寄る魔蟲
魔界の甲虫の群れが麻袋に入り込んだ低級悪魔。

サンドバッグならぬバグバッグにしてやんよ、な雑魚タイプ。
雑魚と言えどその攻撃は刃の勢いにバランスを崩して弧を描いてくる。
2段攻撃の場合、2段目が大きく振るわれ、直線的でない分間合いが広いので当たらないかなと思ったら当たったりする。
難易度が上がると堅い防御まで覚えるので行動される前に即効で叩き潰した方が良い。

腕に刃を付けたタイプと足に付けたタイプの2種類存在する。
後者は攻撃方法がトリッキーかつ攻撃判定が強く厄介。
バスターは(DT時は3回)地面に叩き付ける、空中ではどちらでも真下に叩き落す。

手足に付けている刃は昔処刑用に使われていた物、数多いな。
仮面まで付いており、ホントにただのツギハギ麻袋なのかコレ。
虫の群れなのにやたら笑っており、特に挑発のつもりか動きを止めてまで爆笑する。
大量のスケアクロウがいる中で一斉に笑われた時にはタコ殴りにしてしまえ。

アグナスが研究用に召喚しているのか、フォルトゥナ周辺にしょっちゅう出現しているようだ。
小説版によるとフォルトゥナの土地柄上天然でも発生するが、既に麻袋纏っているのが何故か森から〜やら一度に出る数は通常せいぜい2、3匹らしい。

 
MEGA SCARECROW[メガスケアクロウ] でかい案山子

全身刃の麻袋に大量の甲虫が入り込んだスケアクロウ。

スケアクロウの上位種であり、自ら移動は殆どしないのでこれもバグバッグなごり押し。
攻撃方法は刃を4本飛ばす、ジャンプ体当たり、回転体当たりなど。
全身の刃から来る攻撃はどれも迎撃が困難、刃飛ばしは有効範囲が広く下手に先走って避けても当たるのがオチ。
回転体当たりはネロならスナッチやチャージショットで攻撃を中断出来るが、ダンテの場合はそれが出来ないので回避に専念するかロイヤルブロックするしかない。
攻撃に入る前に構えるポーズがあり、その間にフレームアウトさせるか接近戦で止めてしまおう。

高い攻撃力とやたらタフな体力持ちで一匹ずつ処理していくのが懸命。
接近戦ではポーズなしで両手を交互に振るってくる攻撃があるが、DMD以外はタコ殴りで攻撃に入れないので気にせず殺ってしまおう。
ショウダウンやRIの格好の的の敵だが、倒した後に背中の刃が降って来るので直後に挑発だけは避けよう。

バスターは地上では地面に叩きつけた後、蹴り飛ばす。
空中では一回転させてから斜め下に投げ付ける。
地上バスターで止めを刺すと最後の刃が真上に来るので回避必須。

大して知能が高くない甲虫の群れが突っ込んでるコイツは向きが前後逆。
全身の刃は紐で繋がれているが、わざわざ自分で調達して付けているのだろうか。
その前にピエロっぽい麻袋があるなんて、どんな趣味してんだフォルトゥナ。

 
FROST[フロスト]

冷徹なハンター
かつて魔界の王が作り出した精鋭の氷属性悪魔。

初代から返り咲いて登場、攻撃方法も近い。
攻撃モーションに入る際に特有の音がなるのでその際は回避の用意。
氷弾飛ばしの種類が多く、また着弾して地面に残る氷に触れても凍らされる。
多少の攻撃には怯み難く、そのまま爪に引き裂かれたりする。
炎に弱い点も変わらず、EX攻撃に怯み易いのでネロは対処もそれなりに容易。
ダンテのDTスティンガーを食らうとアホほど吹っ飛んでいくので追撃が面倒。

バスターはぐるぐる振り回した後投げ付ける、スティックでの追加入力で4回まで振り回す。
振り回している間壁や地面、敵にぶつかっていると追加ダメージを与えるのでバスターはなるべく地上で。
攻撃範囲が広いのでバスターとしては集団戦でも一応は対処可能。

魔界でも生存率が高いのか、独自の進化をした親戚が多い悪魔。
鱗があったり爬虫類なのか両生類なのか良く分からない系統、まぁ人造ならぬ魔造悪魔だし。
またフロスト系は皆低い姿勢で唸る威嚇モーションがあり、その間は隙だらけ。

 
ASSAULT[アサルト] 猛襲、白兵戦

強襲型魔兵
フロストが環境に合わせ独自に進化した風属性悪魔。

殆ど3体以上の集団で攻めてくるのでネロのコンボCなど広範囲攻撃で削ろう。
行動速度が速く、ジャンプ爪切り上げ→爪切りつけの2段攻撃は厄介。
地面からの攻撃は追尾性能が高いのでギリギリまで寄せてから回避しよう。
空中からの回転突進は素早いがカウンターバスターが可能。
自分の周囲に嵐を発生する攻撃は近寄っていなければただの隙でしかないが、近距離で一度喰らうと多段ヒットでがっつりHPを削られてしまう、DMDでは特に注意。
右手の盾で防御してくるが、背後は攻撃有効で盾も一度砕けば防御出来なくなる。

バスターは斜め前後に叩き付ける、○連打やデビルバスターで回数増加。
空中でやっても着地してから発動、周囲への攻撃範囲が狭く隙丸出し。
ダメージも多い方ではないのでタイマンでない限り控えた方が良い。

1のブレイドに酷似しているというか若干進化した悪魔。
サイズは均一、見た目は完全に爬虫類。
盾やフェイスガードからふさの装飾を付けている、威嚇用だろうが悪魔としては人間っぽい。

 
BLITZ[ブリッツ] 電撃

猛き電光
フロストが環境に合わせ独自に進化した雷属性悪魔。

下手なボスよりよっぽど厄介な上級悪魔。
高速移動中は攻撃も受け付けず、やたら飛び回る。
プレイヤーに攻撃が向けている間の高速移動はカメラに映る範囲内で必ず出現するので狭める事は可能。
電撃放出後に薙ぎ払う攻撃をする事があるが、背後には当たらない。
薙ぎ払う回数はランダムで、何度も振るう時もあるので注意。

目が退化しており、聴覚でのみ判断するので時間が経つと他の悪魔にまで攻撃し始める(そうでなくとも攻撃には巻き込まれる)。
背中が弱点で、背後に回られると見えない目でキョロキョロ見回す事も。

全身に電気を纏っており、ルシフェルやDTスティンガー以外の近接攻撃を弾き逆にダメージをもらってしまう。
ガンスティンガーも先端は近接攻撃扱いなので削るつもりでもこっちが削られる。
電気の剥がし方は基本的にはチャージショット(ダンテは近接コヨーテ)。
ダンテは攻撃+ロイヤルブロックで剥がすのが早い(ボタンさえ合えば可能)。
剥がれている間は爪による攻撃のみになるが、電気は一定時間で復活してしまう。

残りHPが6割ほどになると赤く変色した暴走状態となり、攻撃が激化する。
時間が経つと自爆するが、突進から角突き刺し→道連れ自爆も。
自爆する前に倒すとスタイリッシュランクが急上昇する(ポイント?分からん(ぉぃ)
剥いでいる内に連続バスターや魔人化リアルインパクトなどでがっつり削っておきたい所(1ドットは残るのでそこから撃ち落とす形)。

バスターはめった殴り蹴りの応酬後アッパー、○連打で回数増加。
空中で決めると最後に斜め下に叩き付けるので受身を取られず連続バスターを決めやすくなる。

BPでは他の悪魔軍勢と共に登場する事が多く、どちらかを殲滅してからにしても迎撃が厄介。
通称ピカチュウ系統の最終進化系。
雷神のイメージで目や太腿などに渦巻状のラインが入っている。
目が退化している癖にDT状態だと何故か目が光る。

 
MEPHISTO[メフィスト] メフィストフェレス(悪魔)

闇の衣をまといし死神
物体を通り抜けるガスを纏った下級悪魔。

オブジェクトの向こう側に隠れてしまうと攻撃が届かない。
常に浮遊しており、高い位置にいられると銃以外には届かない事もある。
ガスを纏っている間剣攻撃は一応ダメージは与えるが有効でなく、銃攻撃やデビルブリンガーでガスを引き剥がす事が可能。
バスターでガスを剥がすと同時に大きくたじろぎ、それまで行っていた攻撃モーションも中断される。
ネロならば連続エネステ&スナッチで即座に引き剥がす事も。
ダンテはチャージエボアボ連射か密着ファイアワークス・エアで。

その正体は節足動物に似た臆病な悪魔、頭も上下逆。
ガスを剥がされると即座に逃げ出してガスを纏い直す。
逃げている間は剣攻撃も通るのでチャンスだが、ガスを纏い直す前後は攻撃が通じず、逆にダメージをもらう羽目になる。
一定以上の高度から引き剥がすと落下中にガスを直ぐ纏い直してしまう。

バスターはスケアクロウと変化無し。

1のシンシリーズに似た外見でこちらも銃撃に弱いという点も一致。
(あれは攻撃弾き後の零距離ショットガンオンリーだが)
尚、針攻撃は弾くとスタイリッシュポイントが上がると同時に、弾いて一瞬怯んでいる間はガス剥がし状態よりもダメージを与えられる。

 
FAUST[ファウスト] ファウスト博士
メフィストの近種である上級悪魔。

基本的な面ではメフィストと変わりないが、全体的に性能が向上している。
どの攻撃も非常に厄介で、中でも爪型ファンネル攻撃中はオーラを纏い怯まなくなるので回避に専念するべし。
爪ファンネルは攻撃前でもバスターや剣攻撃で弾けるので撃たせない事も。
ガスも密度が濃いのか、剥がし切るには更に手間がかかる。
テンガロンハットのような被り物もガスなので剥がされている間は消滅。
髪のような毛はドクロ顔に生えた髭だったりする。

バスターはメフィストと変化無し。
ショウダウンやリアルインパクトの的。

初登場ムービーでもカッコ付けている悪魔。
通称白エビ、間違っても食べられませんのでご注意。
しかし名前が契約した悪魔と人間で、それが同系種だったり中々に意味深。
 
CHIMERA SEED[キメラシード] 合成獣(キメラ)の種

エキドナが生み出す植物系悪魔。

単体ではスケアクロウよりも弱い雑魚。
攻撃方法は寄生用の針を向けた体当たりのみ。
囲まれた際は速度が速いので非常に厄介な攻撃ではあるが。

スケアクロウやアサルトに寄生し、キメラ化する。
キメラが行うツルによる攻撃は宿主と独立しており、追撃が掛け辛く非常に厄介。
銃撃を食らわせると一時的に枯れた様になり、その間ツル攻撃は止む。

やたらと吹っ飛びやすく、コンボや追撃が掛けにくい。
溜めマキシマムベットやリヴェンジなどで一掃したい所。

バスターは両手で引き千切る一撃必殺。

ブラッディパレスでメガスケアクロウにも寄生しようとするが無理。
それどころかメガの攻撃を中断させるので勝手にバタバタしてる様子が拝める。
またBPでは倒せばグリーンぶちゃを高確率で出すので魔界の薬草扱い。

 
FAULT[フォルト] 責任、失敗

地中に潜む悪魔。

地中から現れ、ダンテを喰らおうとする。
一度飲み込まれると森で落下した時と同じく魔界の巣穴に落とされ、其処の悪魔を全滅させないと出られない。
飲み込まれた場所の戦闘がリセットされ、もう一度やり直さなければならない。
キメラアサルト&スケアクロウ集団との戦闘時には泣きたくなる程厄介。

倒すと必ずグリーンぶちゃを2個出すので回復薬として機能したりする。
実は一体に付き出現場所はある程度固定されており、一度倒した所には現れない。
出現時間が短い分HPは高くなく、スティンガー2回、フルハウス、キック13で1回、エピデミック1発で倒せる程度。

ダンテのステージ(14、18)しか現れないのでバスターはなし。
おかげで魔界の巣穴の隠しオーブが非常に探しにくい。
(巣穴自体は谷で落下すればネロも入れるのでその時に覚えておこう)

デザイナーの手によって非常に憎たらしい顔をしている。

 
GLADIUS[グラディウス] 剣の種類名

アグナスが爬虫類と魔力を持つ剣を交配させて造った人造悪魔。

直線上に飛ぶ攻撃と斬り上げる攻撃の2種類がある。
直線は中心に回転、斬り上げは刃の方向に縦回転をするので判別は容易。
後者の方が発動が早く、上下の追尾が強くジャンプでは避けるのが困難、強制的に浮かされるので複数攻撃を喰らってしまう事も。
その代わり真下にいれば当たらないという部分がある。
変形してから発射するまでの光っている間は防御力が低く、ブルーローズや近接ショットガンのチャージショット一発で倒せる。
実は周回ルートはある程度決まっており、そこでカメラワークと合わせてエリアルを連打しても倒しやすい。

バスターは剣状になったグラディウスを他の敵に投げ付ける。
デビルバスターでは投げる前に1回転加わるので周囲を薙ぎ払える。
一定距離までで壁や敵に当たらない限りダメージは少ない。

アグナスが使う剣の正体。
実の所かなりでかい、重そうにではあるが両手で振るえるあのムキムキっぷりは伊達じゃあないようだ。
・・・じゃあそれを片手で投げるネロは?

小説版では爬虫類系の悪魔と名剣を交配させた設定となっている。

 
CUTLASS[カットラス] 反身の重い短剣の種類名

アグナスが魚類と魔力を持つ剣を交配させて造った人造悪魔。

動きが素早く、泳いでいる間は攻撃がほぼ当たらず、スナッチをかけても逆に引き寄せられる。
攻撃の追尾性能も高く、出現地点が濁るので其処を気を付ける。
銃攻撃で少し怯んでいる間にハイタイムで打ち上げるなどをして地べたでビチビチ跳ねている無防備状態に。
空中を跳んでいる所をスナッチやプロップで簡単に捕まえられる。
無防備状態はあまり長くないので攻撃のラッシュをかけよう。
剣攻撃で止めを刺すと真っ二つに斬り裂かれる、刺身かよ。

バスターは掴んだカットラスでメキシカンタイフーン。
カットラスの刃部分のみ攻撃判定があり、他に当てるという使い方はやりにくい。

地面は透過してすいすい泳ぐ、カットラスの能力だがすごいなアグナス。
でも隻眼の魔剣士のカットラス攻撃はどっちも厄介だよな・・・・・・
BP以外では出現場所は一ヶ所のみだがオブジェクトを破壊できる悪魔。

 
BASILISK[バジリスク] 石化・死の目を持つ蛇
アグナスが犬と魔力を持つ銃(リボルバー)を交配させて造った人造悪魔。

こちらも動きが早く剣攻撃が当て辛い、チャージショットやコヨーテを軸に怯ませよう。
唯一の攻撃である火炎弾は発射まで射軸補正がかかるので撃った後から回避しておこう。
撃った後は頭の装填で動きが止まるので其処を突いて攻撃しやすい。

バスターは火炎弾を撃たせた後、地面に叩き付ける。
空中では真下に撃つが、射角が狭く真下にいないとなかなか当たらない。
デビルバスターでは3発ほど同時に放つ、かなりの高威力。

3のケルベロスの炎&量産型。
ムービーでもダンテにワンコ扱いされてます。
 
BIANCO ANGELO[ビアンコアンジェロ] 白い天使
教団の鎧に人や悪魔の魂を閉じ込めた人造悪魔。

鎧が動いているだけでその動きはかなり鈍重かつ単純。
槍での攻撃は直線では長いので左右か飛び越えて背後に避ける心掛けをしておこう。
盾で防御するのは地上のみだが背後はがら空きになる。
盾カウンターは出が早いが、それより先にバスターを決める事も可能。
実体がなくダンテは怯まない閻魔刀コンボやDTキック13で盾を容易に破壊可能。
盾を破壊すると暫く怯み、またジャンプはすれど盾が復活するまで飛行出来ない。
高難易度になると上に突き上げる対空攻撃をしてくるので一気に厄介になる。

バスターはビアンコの槍を腹に突き刺し、槍の推進剤で吹っ飛ばす。
○連打で最大4回えぐる、デビルバスターではネロも一緒になって突進する。

1に登場する「黒い天使」ネロ・アンジェロの破片を利用しており、若干似ている。
アグナス曰く一つの鎧を動かすのに何体もの人間と悪魔を使ったらしい。
・・・の割にBPの99階では総計40体ものビアンコを相手にしなくてはならない。
ランクの高くない悪魔扱いなのでDTも比較的早く一斉にぶっ倒しておくべき。
 
ALTO ANGELO[アルトアンジェロ] 高位の天使

帰天化した教団騎士がビアンコの外装を鎧として着た悪魔騎士。

ある意味人間が魔人化したようなもので4の中ではアルゴリズムが厄介。
怯みにくく、剣でのダッシュ攻撃前はアーマー状態となる。
それでも攻撃を加え続ければ怯みはする。
ビアンコに比べ盾カウンターはたまにしかせず、盾の耐久力が低い。
高難易度になるとモーション無しでカウンター突進してくる時もあるので注意。

ビアンコと小隊を組み、様々な隊列指示を下してくる。
囲んで槍突進、アルトに続いて一斉突進、盾を構えさせ防御の陣形など。
アルトと2体以上で巨大なエネルギー弾を放ってくる。
直撃すれば大ダメージだが、エボアボ以外のチャージショットや剣攻撃にバスター、はてまたレインボウで撃ち返す事が可能。
スタイリッシュランクを大幅に上昇させほぼ一撃で全滅させるが、返す角度によれば手前のビアンコで爆発するだけで奥の一体だけ生き残る事も。

バスターはバックドロップからドロップキック。
空中時はイズナドロップからドロップキック。
デビルバスターではファイナルアトミックバスター。
空中時はローリングイズナドロップ。
雑魚悪魔の中ではバスターの種類が一番多いタイプ。

ビアンコの鎧というが、カラーリングや若干装飾が違う。
機械仕掛けの剣も専用のデザイン、他の剣との優劣は不明。
因みにアルト・ビアンコの剣・槍の推進剤を噴かせる技は「ドライブエッジ」らしい。

 

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