Shadow Sun |
作者:可奈丸
「無駄なのだよ、所詮それは我が与えた力だからな」
「あれ一つを生き残った処で何の意味も無い、あんな物いくらでも造り出せる」
「さあ・・・すべてをリセットするときがきたのだ・・・」
龍牙学園とジェノ・ゲイシズ高校の交流試合当日
リュオー達7人は指定のジェノ・ゲイシズ高校本校校庭の特設リングに辿り着いた
途中にもいくつか難関があったが・・・それはまた別の話になるだろう
爆穿「ぜぇ・・ぜぇ・・・、まったく・・・なんつー高校だよ・・・」
ガンム「ついに・・・着いたな」
「ようこそ、我がジェノ・ゲイシズ高校へ!」
全員「!?」
ファザム「貴様か、私の息子と生徒を連れさらった張本人は!?」
「いかにも、その為のこの交流試合であろう?」
ガンム「くっ・・・貴様ぁ・・・!!」
「ふっふっふっ・・・まぁそんな怖い顔をするな、さぁ始めようではないか、試合をな」
ウィ・・・ン・・・
リュオー「リングが・・・」
幻月「せり上がってきた・・・」
ドコォ・・ン・・・
「ルールは五本勝負、先に三勝した方の勝利だ」
爆穿「五本勝負・・・って」
リュオー「こっちの方が明らかに人数多い・・・」
カイゼル「まぁまぁ・・・ここは、公平にくじで決めましょう」
爆穿「そんなんでいいのか!?」
ガンム「だが仕方ないな、一斉にくじを取るんだぞ、いっせいのせっ!」
全員「(・・・・・・・・・)」
ファザム「さて、こちらは決まった、だが肝心のそちらの方はどうしたんだ?」
「ふっ・・・まぁ待て、先鋒、リガ・ホーク」
リガ「はっ!」
ザッ
ファザム「なるほど・・・闘ってみるまで明かさないという訳か、ならこちらもそうさせてもらおうか」
「どうぞ・・・ご自由に」
ファザム「では・・・こちらの先鋒は・・・こいつだ!」
ダダァーンッ!(雰囲気)
爆穿「俺様だぁーーーっ!!(こうなったら、もう自棄だぁーっ!)」
リガ「ふんっ威勢だけは立派だなぁ、その鼻を圧し折ってやるぜ!」
爆穿「はっ、てめぇこそその泣きべそかかしてやるよ!」
リュオー「(会話が小学生レベル・・・)」
「それでは始めようか・・・」
審判「先鋒戦、龍牙学園 爆穿VSジェノ・ゲイシズ高校 リガ・ホーク、試合・・・始めっ!」
爆穿「だぁぁーっ!」
リガ「うぉぉぉーっ!」
ダダダダダダダダダダッ・・・
バシッ ドフッ ビシィッ・・・・・・
ガンム「両者互角・・・という所か」
ロックス「ばくせーん、頑張れーっ!」
爆穿「くそぉ、めんどくせぇから一撃で決めてやる!」
リガ「なら、こっちだってぇぇぇ!」
爆穿「爆砕きょぉぉぉごぉぉぉぉけぇぇぇんっ!!!!!」
リガ「リガ・ナックルッッッ!!!!」
ドォーンッ!
ユラ・・・・ッ
審判「・・・・・・勝者、爆穿っ!」
爆穿「おっしゃぁぁぁ!!!」
ガンム「やったな爆穿!」
「ほぉ・・・中々やりますねぇ」
リガ「すっ・・・すみません、校長・・・」
「まぁ良いでしょう、さぁて・・・次はどう出ましょうかねぇ、本当の宴はこれからですよ・・・ふふふっ」