青春の夏 |
作者:可奈丸
場所はとある田舎町
林間学校に参加したレイスルとスライレルはここぞと言わんばかりに夏を満喫しようとしていた
「ん、ん〜っ、いやぁ〜あつはなついねぇ〜」
「それを言うなら『なつはあついね』だろ」
「ははは、そうだな」
「お前等、自由時間とはいえ遊びにきてるわけじゃないんだぞ、あくまでこれは・・・」
ガンム先生が話をしてきたが、二人は聞き入る前に海岸に突っ走っていた
「あ、待てお前等!」
「ガンム先生の話なんて聞いてたら、あっという間に夏が終わっちまう!」
「おいおい・・・まぁ、一緒になって走ってる俺も言えた立場じゃないな」
そんな会話をしながら走る二人はとりあえず海岸までたどり着いた
既に何人かは来ており、それぞれ自由奔放にやっていた
「おぉ〜やっぱ参加制はいいねぇ〜、うちのクラスの女子は○○の××××ばっかしだからな〜」
「それはまずいだろ・・・」
「お〜二人も来たか〜」「迅、おまえも来てたのか」
迅が二人に呼びかけてきた
三人とも林間学校への参加理由が『夏と最後の学園生活を満喫する』ということで意気投合していた
「あ、せんぱ〜い!」
リージュが三人に気付き手を振っている、リンリンズの他の三人も思い思いの方法で楽しんでいた
「お、さすがは学園アイドルグループのリンリンズ〜、いい目の保養になるなぁ」
「迅・・・言ってることがおっさんくさいぞ・・・」
「う、うっせぇ!さ、早く俺達も澄んだ海に突っ走るぞぉ〜!」
「ちょっと待ったぁ〜!!」
三人の前に突然ブロン・テクスター先生が現れた
あまりにも突然なことに三人は腰を抜かしてしまった
「迅、おまえは部活にほとんど来ないで遊び呆けていたからな、これを機に特別メニューを行う、さぁついて来るんだ!」
ブロン先生に後ろ首をつかまれ連れて行かれる迅、二人は呆然と迅を見送ることしか出来なかった
「あっスライレル、元気なのは結構だが周りに迷惑をかけたり怪我をさせるなよ」
「あ、はい・・・」
「あぁ!ちょ、だ、誰かぁ〜助けてぇぇぇぇ・・・・・・」
「・・・・・・不憫な奴・・・」
後書き
林間学校のルール知らねぇからそこは気にするな!もうどうにでもなれ!
言っとくがまだ続きがあるぞ!!主役(?)は変わるけどな!!(自棄