+不思議な転校生+ |
作者:紫苑様
不思議な転校生
第3話
清羅「はぁ〜・・まだ3年が残ってたこと忘れてた・・;;」
清羅のドタバタ校内見学もやっと、終わりに近づいてきた。
清羅「よし。これで最後だし、がんばろー。」
そう言い、歩き出す清羅。
しばらく歩きながら見学をしていると、痛いものが来るのがわかる。
清羅「(何だろう・・?この痛いの?)」
清羅が言う痛い物とは、視線のことである。(結構、可愛いしね;;;
清羅「(まあいっか・・うん?何だろ?あれ・・)」
廊下の一角に、やけに騒がしい場所がある。
清羅「行ってみようか。」
そう言い、廊下の一角の方向に身体を向ける清羅。
その廊下の一角では・・・
スライレル「んだとぉ!!もういっぺん言って見やがれ!!!」
ヴァサー「ええ。何度でも言ってやりますよ!両方揃って、愚弄ですね!!」
レイスル「貴様らに言われる筋合いはないっ!!!」
アシュ「何ぉお!!やるかこの!!」
お約束←(?)の兄弟同士の喧嘩が始まっていたのであった。
それを止めようとするものも大勢居る。
その中にはまたまたお約束←(?)の切れるとヤバイ人も、もちろん入っていたのであった。
幻月「お前等、喧嘩はやめろ!!!」
だが、喧嘩真っ最中の四人は幻月の言葉も耳に入らないようで、
相変わらず、黒板消しやら、机←(!?)やらを投げ合っている。(廊下で)
幻月「やめろ・・やめろ!!」
イグルス「げ、幻月!!落ち着けって・・;;(学校が破壊される〜;;;)」
その時!
清羅「その喧嘩、待ったぁー―!!!!」
レイスル達「「「「!!!?」」」」
ピタッ。
突然、乱入してきた声に反応したのか、喧嘩をしていた四人組の動きが止まる。
レイスル「何だ?」
スライレル「今の声?」
ヴァサー「誰です?」
アシュ「女?」
清羅「先輩達にこんなことを言うのは失礼に当たると思いますが・・はっきり言って、その喧嘩、迷惑です。(キッパリ」
レイスル達「「「「は?」」」」
清羅「廊下で喧嘩をするのは、通行人の迷惑にも当たりますし・・それと、そこにもう少しでキレそうな人もいますし。」
スライレル「キレるって・・それって;;;」
レイスル「まさか・・;;;」
アシュ「・・・;;;;(冷や汗」
ヴァサー「幻月・・;;;」
全員が青ざめた表情で後ろを向く。
幻月「やっと、気付いたようだな・・お前等・・・(ヤバイオーラが出まくり」
スライレル「げ、げげげげげげげげ幻月!;;;;」
レイスル「あ、あははは;;;;」
ヴァサー「・・・;;;;;;;(滝冷や汗」
アシュ「(パクパクパク)・・・・;;;;;(声が出ない&気絶寸前」
幻月「ったく、・・あれだけ静止の声が響いているのに喧嘩はやめない。
物は壊す・・・一体、お前達は学校に何しに来てるんだ!!!」
キレる寸前だった幻月の怒りが大爆発ー!
レイスル「す、すまん;;;;」
ヴァサー「我々も気付かなかったようなので;;;」
スライレル「お説教はちょっと;;;」
アシュ「遠慮させて頂きたいと;;;」
幻月「何を言うか!!!たっぷり、お灸をすえてやるからな!!!(四人を引きずる」
レイスル達「「「「やっぱり―――!?」」」」
幻月に教室へ引きずられてく四人。
清羅「おお、怖;;;」
イグルス「キレる寸前でもああだからな;;;」
清羅「まあ、でも、キレる前でよかったじゃないですか^^;」
イグルス「ああ。おかげで助かったよ。ありがとう^^。ところで、君の名・・」
イグルスが名前を聞こうとしたちょうどその時!!(またか
キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。
そして、凄い勢いで青ざめている者がもう一人。
そして叫び出す。
清羅「わあーっ!!昼休み終わっちゃった!!こっから階段で行ったら間に合わないし・・
仕方ない・・先輩、すみません!教室の窓、お借りします!」
イグルス「え?あ、ああ。(窓?」
ダダダダダダッ!!
物凄い勢いで幻月達の居る教室へ入る清羅。
レイスル「すまんって;;・・なんだ?」
スライレル「ううう〜・・;;!ん?」
ヴァサー「;;;;?何でしょう?」
アシュ「はぁ〜;;?あれは?」
幻月「まったく・・お前達は!!?あれ?今の子は・・!?」
清羅「この位の高さなら大丈夫かな・・?お。ラッキーv下に木がある。」
そう言い、窓枠に手をかける清羅。
それを見ていた人達は・・?
幻月たち《・・・・・・ッ!!?早まるなぁ――!!!!!!》
清羅「へ?ああ・・大丈夫ですって♪」
今度はさらに、窓に登る清羅。
幻月たち《わあああっ!!!?》
清羅「だから、本当に大丈夫ですから・・・」
そして、飛び降りようとする。
イグルス「あ!そうだ、君の名前は!?(騒ぎで忘れていた」
清羅「今日転校してきた、一年、泉原清羅です!以後お見知りおきを!」
イグルス「泉原・・清羅か・・って・・そこから・・;;!」
レイスル「其処から降りろ!!」
スライレル「危ないぞ!!」
ヴァサー「早まっては駄目です!!」
アシュ「落ちるぞ!!」
幻月「清羅!何があったかは知らんが命を無駄には・・・」
清羅「御免なさい。でも時間がないんで♪」
ピョン。
そういい残し、飛び降りた清羅。(よい子は決して真似しないでください。
幻月たち《うわああああああっ;;!!!!!!》
教室で叫びまくる、三年生;;
そのころ、落下中の清羅は・・・
清羅「(よしっ。今だ!!)」
そして、下にある木の枝に着地をし、その弾みで下に下りた。
清羅「ふうー・・成功成功♪でも・・学校ではあんまり、使わないほうがいいね;;」
そう言い、上の三年の教室を見る。
清羅「って・・和んでる場合じゃない!急がないと!!」
こうして、清羅のドタバタ校内見学は終わったのであった。
FIN
オマケ
リージュ「女子1年生徒、三年の教室からから飛びおりるぅ〜!!?」
リージュが龍牙学園通信を見ながら、叫ぶ。
ルミア「清羅・・あんた一体なにやらかしてきたの?」
清羅「あはは;;まあ、いろいろと;;」
アンリ「わぉ♪凄いね〜この記事。」
清蓮「本当、一体誰でしょうね?この記事の人。」
清羅「ホントー、誰だろうね;;;(言わないで置こう;;」
ルミア「・・・・ふぅー(溜息」
終われ。
あとがき
やっと、終わりました;;
疲れたです〜。長々と此処まで付き合ってくださった皆様。
ありがとうございます^^;